神の御力によって歩む秘訣。三位一体の神の第三位格であられる聖霊。そのご存在とお働きと私たちとの関係を聖書からの豊富な引用に基づいて解説する。
ロシアのウクライナ侵攻をどう受けとめるか。不条理な苦難ゆえの怒りと報復をどのように乗り越えるか。世界と日本の教会とキリスト者はこれまで戦争をどうとらえ、これに取り組んできたか。ドイツや北欧の現状、近代戦争の変容する状況をも報告する。
名前とはいったい何?他のどんな名前で呼んでも、薔薇は甘い香りを放つでしょう。ことばの宗教の、“その先”を現代に模索する7の論考。
近世・近代の奈良では、古代の「首都」のファシリティーのほとんどを、今日までつなぐ営みが続けられた。この人類史上、類例を見ない都市機能の維持こそ、奈良本来のアイデンティティではないか。その本質を知る手がかりは、当時を生きた人々の記録や記憶から探り出すしかない。
この明るさはなんだろう。花々が揺れる、樹木が騒ぐ。すべてが光の環のなかだ。鋭利な錐で言葉を穿ち、おだやかな斧でしらべの根元を裂く。そして、読者を無意識のまま、ゆっくりと聖なる異界へと誘っていく。混迷の世に、歌のまことを問う渾身の評論・エッセイ集!
ビジネス、お受験、友人との付き合い、義家族とのお付き合い…。いつでも使えるお作法が満載!
5人の作家が描く、切ない別れと新しい旅立ちに涙する卒業短編集。学校生活に悩む主人公を助けてくれた彼との卒業式を描く(『君のいない教室』蒼山皆水)、もし相手の考えが読めたら…と考える卒業式前の主人公たち(『透明な頭蓋骨』雨)、誰とも関わりたくない主人公が屋上で災いのような彼と出会い変わっていく姿を描く(『君との四季』稲井田そう)、卒業式の日に恋人を亡くした歌手を目指す主人公(『へたっぴなビブラート』加賀美真也)、人の目が気になり遠くの学校に通う主人公が変わっていく姿を描く(『わたしの特等席』宇山佳佑)。卒業式という節目に葛藤しながらも前を向く姿に涙する一冊。