吉田芸術学の全体像とそのブリリアントな魅力をあますところなく示す。一世紀におよぶ文業を精選し29篇にまとめた一冊本文集。
3・11以降の世界にヒロシマ・ナガサキの体験はどう反響させるべきか。フクシマはアラブからロンドン、ニューヨークへと連なる民衆たちのうねりとどう響きあうのか。原爆を「神の摂理」とした永井隆の検証をとおしてナガサキを問いかえし、3・11、そしてフクシマがなぜ世界史的な事件なのか、3・11の断絶のあと、われわれに残された希望とは何か。緊急にして渾身の力編。
酒を飲み、魚を食らい、女も男も抱いて、権力者を舌鋒するどくやり込めた一休。常に柔らかな心で弱き人びとの側に立ちつつ、自らあえて禁を犯すことで、腐敗した仏教界に立ち向かう激越の僧。その生きざまに、私たちは何を学ぶべきか。不安定で不条理、欲得づくの世の中を確かな足どりで歩くための絶対ヒントがここにある。
アドラー心理学を応用した相手を包み込む話し方。
ライシャワー、フィッシャー、ライファ、ドラッカー。ハーバード4巨頭の交渉哲学の神髄。
「ついに私は出会ったのです。呼べばすぐに飛んできてくれ、私を守り、私を支え、私のすべてを理解してくれる存在に」一人の女性が、聖書と出会って、愛することに目ざめていく心の軌跡。私におきた奇跡の物語。
戦後を代表する知識人が逝って三年、遺されたものを受け継ぐ試み。後続の世代に託された軽やかにして熱い言葉の数々。
沈黙をわたりつづけ、なおも底しれない深さを堪えて流れやまない谷川俊太郎。その半世紀を超える詩業を劈き、「内なる父」としての詩人を解析、分断の彼方に蘇らせる。
茶事・茶会の趣旨と茶道の精神を端的に表現する床の間の掛物。一幅の掛物の中の語句に込められた真意を茶の教えてしてわかりやすく読み解きます。読むほどに茶禅一味の境地へと誘われ、静かに坐して喫するお茶一服。一碗の茶を通して、自己を見つめるためにー。
山車、入水、一見、百足、木火土金水…小1の漢字、正しく読めますか?「読み」が変われば意味も変わる、二通り、三通りの読み方がわかりますか?小学校で習う漢字配当表つき。
いちばん見やすい指して通じる単語&会話集。