「お飲み物とか、お持ちさせていただいてよろしかったでしょうか」-奉り損ないの敬語、責任を回避する曖昧化表現など、「今時の若者は」と言っていられぬ曲り角に、いま日本語がある。長く辞書編纂に携わる国語学者が豊富な事例を分析、文科省指導の「正しい」文法のダメさ加減や、百年後の日本語予測まで、熱く楽しく語る。
私たちは技術革新に合うように人間を改造しようとし、クビになっては困るからと倫理を曲げ、経済的生活を経済学者たちの理論に合わせようとするー。『ブラック・スワン』の著者による異色の箴言集。現代人が陥っている誤謬やバイアスを、時にユーモラスに時に辛辣に暴露する。
「ぎりぎり」「ぐずぐず」「ふわふわ」「なよなよ」。ドイツ語で「音の絵」と訳される擬態語(オノマトペ)には、「ぶつぶつ」など音と意味が類似するものから、「しぶしぶ」などふるまいや感覚の抽象によるものなど、さまざまな言葉の手ざわりがある。なぜその擬態語ができたのか、「のろのろ」は動作の擬音ではないのになぜぴたりとその佇まいを伝えるのか。オノマトペの特性と表現を現象学的に分析し、現代人のいのちの息遣いや存在感覚を描きだす、「鷲田哲学」の真骨頂。
膨大な変換候補の中からいかに最適解を導くか。
答えのない問題を考え続けることーそれが「勉強」の出発点。アメリカでは、ボーディングスクール(全寮制私立高校)から、リベラルアーツ・カレッジ、経営を教える最高峰の場であるハーバード・ビジネススクールまで、あらゆる教育現場に「白熱教室」が用意されています。学生たちが自分の頭を使って考え、激しく議論をぶつけ合う。この「勉強」がなかったら著者はいまシリコンバレーにいません。
なぜ泣いてるの?なにが気になるの?どうしてほしいの?「声」と「しぐさ」で赤ちゃんの言葉にならない思いを受けとりましょう。子育てがますます楽しくなるママとパパのHappy育児書。
先人たちの言葉には、彼らが人生の中で学んだ教訓や困難を乗り越えるプロセスの中で得られた知恵が短い文章の中に凝縮されているのです。賢人たちが残した言葉という財産が君の武器となる。
「他人事の20代」に別れを告げ、「完全燃焼の毎日」を過ごすヒント。「もうダメだ…」と諦めかけた時、もう一度「闘う気持ち」に火をつけるための本。
目標をクリアするリーダーはこんなことをやっていたのか!51のフレーズで学ぶマネジメントの鉄則。
“穏やかで何事もないような時間”の大切さを教えてもらいました。『裁判長!』シリーズの北尾トロが聞く仕事と人生のエッセンス。
相手に一目おかれるワンランク上のひと言から、使うと人間関係にヒビが入る危険な言い方まで…ここ一番で使いたい決め手のフレーズを余すところなく収録。
往年の名曲をスーパープライスで!
看護学校入学前に基礎学力アップ。ドリル&ワークブック形式。
「ぶっきらぼう」から「しっぺ返し」まで40の言葉の由来を写真に撮った。
気鋭の認知心理学者が膨大な実験を通して、発達期の子どもがさまざまな概念を言葉と結びつけ、脳内の地図に瞬時に書き込んでいく驚くべきメカニズムを徹底的に解明。その仕組みを応用し、母語を習得した後に外国語を学習する際の効果的な方法も提案する。
生保業界で自らトップクラスの成績を挙げ、25年間で3000人の営業プロフェッショナルを育ててきたNo.1マネジャーが贈る40のメッセージ。
オンライン学習サービス「schoo」で大人気だった授業をもとに全文書き下ろした、これからの時代必須の新しいスキル「強い文章」の教科書。特別付録・How to say(どう伝えるか)の型厳選36、思わず買いたくなるセールス文章7つの型、「心を動かす文章」7つの型。
「これながいきの薬ある。のむよろしい。」この台詞から中国人を思い浮かべる人は多いだろう。だが現実の中国人は今、こんな話し方をしない。近代の日中関係のなかでピジンとして生まれたことばは創作作品のなかで役割語としての発達を遂げそれがまとう中国人イメージを変容させつつ生き延びてきた。前著『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』から十一年を経て“アルヨことば”をめぐる歴史の旅があらたに始まる。
なぜ、あのリーダーの下では、部下が自ら進んで動くのか。鬼軍曹でもなく、部下との友だち的関係でもない、新時代のリーダー像!