北スコットランドの聖地フィンドホーンの創設者アイリーンが神からもらった愛のメッセージ。
子どもの心からあふれ出るように、ことばが生まれる。ことばは、子どもの育ちとともにその姿を変え、豊かな内容をもって新しい世界を生み出していく。さまざまな生活場面から生まれた子どものことばをたんねんに綴りあわせ、乳幼児のことばの世界のひろがりを通して、子どもの「自己」形成を描きだす。
本書は、著者が長い間の一年生との日々を通して、今何が一ばん大切なのか、子育て中の家庭に話したいことを書いている。
死にゆく者たちは、死の迫っていることを知っている。残された日日に、自分の人生を振り返り、自分の人生の意味を見つけ、あるいは未解決のものを解決し、不和を和解に、より豊かな愛の結びつきにすることを望んでいる。そして死者を愛する人たちの心の中では、死んでいった人たちが、今までよりも強い命の絆で生き始める。
大阪はアホ。東京はバカ。境界線はどこ?人気TV番組に寄せられた小さな疑問が全ての発端だった。調査を経るうち、境界という問題を越え、全国のアホ・バカ表現の分布調査という壮大な試みへと発展。各市町村へのローラー作戦、古辞書類の渉猟、そして思索。ホンズナス、ホウケ、ダラ、ダボ…。それらの分布は一体何を意味するのか。知的興奮に満ちた傑作ノンフィクション。
愛する、謝る、待つ、病む、死ぬ…この星に生まれたあなたへ、きょうを変える50の動詞。
「日本語」というのは実にややこしい言葉で、どういうようにしてこの言葉を、どんな目でみればいいのかー日本語の起源、方言論からしぐさや稲作などの言葉と日本文化、日本人論にいたるまで、小説家、俳人、国語学者、民族学者等と繰り広げる興趣あふれる対談集。
ジェットコースターにのったはずが、いつのまにか雪の世界。愛の花をすくうために魔法つかいにえらばれた彩子たちだったが…。
眠りは死よりも愉快である。少くとも容易には違いあるまいー。鋭敏な頭脳と表現力を無尽に駆使し、世に溢れる偽善や欺瞞を嘲る。死に取り憑かれた鬼才の懐疑的な顔つきと厭世的な精神を鮮烈に伝えるアフォリズム(『侏儒の言葉』)。自らの人生を聖者キリストに重ね、感情を移入して自己の悲しさ、あるいは苦痛を訴える(『西方の人』)。自殺の直前に執筆された芥川文学の総決算。
「一字に影があるように、一行にも影がある。」-言葉と発想の錬金術師・寺山修司ならでは、諧謔と毒との合金のような、文字どおり寸鉄の章句たち。愛と暴力、快楽と死、賭博と夢、もちろん男と女。つごう52のキィワードの下、広く著作群のなかから集められ、あの鬼才のエッセンスがそのまま凝縮された413言をこの一冊に。さあ、町へ出ようツ。“寺山修司”をポケットに入れて…。
森田正馬が語りかける、力強く前向きに生きる知恵。