似ている文化同士は、互いの違いが見えにくい!?よりよい相互理解のための必読の書。
ヒトゲノムの解読から、人は3万個の遺伝子からできていることがわかった。これでどうして人が「設計」できるのだろうか?愛、知能、性格、行動をめぐる人と動物のゲノム解析の新事実から、遺伝子が何をしているかがわかってきた。遺伝子は身体や脳を作る命令は出すが、すぐに経験によって作ったものを改造していたのだ。「生まれか育ちか」の二項対立の図式は誤っていた。「遺伝対環境」の時代は終りを告げたのだ。20世紀の遺伝決定論と環境決定論の悪夢(ナチズムと社会主義)を断ち切り、ゲノム時代の新しい人間観を樹立する。
大学では、高校までと違って、レポートを書く機会がぐんと増えます。この本は、大学で初めてレポートを書く学生、さらに進んで卒業論文を書く学生、そして大学院で修士論文を書く学生のために、書き方の要点をまとめたものです。学生でなくても、報告書や研究論文を書く人々にも役にたつはずです。レポートの書き方は、理工系と文科系では大きく違いますし、文科系のなかでもたとえば文学と政治学では異なります。本書では、政治学、社会学、歴史学、経済学など、主としていわゆる社会科学の分野でどうレポートを書くかについて述べます。
最近のコンピュータは、インターネットにより全世界に接続され、あらゆる情報を瞬時に全世界に伝えることが可能になった。このためIT革命の時代などとも呼ばれている。コンピュータによる情報技術に関しては15世紀におけるグーテンベルクによる活字印刷機の発明や19世紀の無線技術や電話の発明に匹敵する社会的インパクトであると考えられている。本書は、このような状況の中で、コンピュータの動作原理とも呼ばれる「コンピュータアーキテクチャ」をできるだけ多くの人々に理解してもらうことを目的に執筆されたものである。コンピュータアーキテクチャコースを受講している大学の学部生、大学院生、さらには高専生や一般社会人も対象読者とし、基本的には、コンピュータアーキテクチャの教科書あるいは、他の講座(OSやコンピュータネットワークなど)におけるコンピュータアーキテクチャを理解するためのサブテキストとして使用されることを想定した内容になっている。
生涯一教師・大村はま、98歳の珠玉のことば。
日常の中で、ちょっと手を止めて静まり、自分を眺め、思いを神さまに向ける…。ロングセラー『小さいおうちからの贈りもの』を大幅にリニューアル。
本書は癌の方々への心理的援助にあたって、一人ひとりの気持ちに可能な限り添うことを目的として書かれた。そのために、既存の医学的な診断体系を検討する一方で、ナラティブ、描画、夢などを通して、癌の方々が体験している世界を描き出そうとする。さらに、意識の水準、見立て、言葉の問題にも触れながら、深いところに重心を置いて関わるための方法を探る。
彼らはなぜ死を選択したのか?生と死の狭間で揺れる若者5人の葛藤を同世代の目線で描き、いじめや鬱による自殺の真実に迫る。実物の遺書と遺族からの返信の手紙を全文掲載し、命の価値、家族のあり方を問う。つらい経験を自らの力に変え、前向きに生きようとする遺族への取材も新たに収録。生きることの大切さを伝える完全ノンフィクション。
五人組盗賊の一人、弁天小僧菊之助に、追っ手がせまる!「知らざあ言って聞かせやしょう。浜の真砂と五右衛門が…。」弁天小僧菊之助が活躍する『弁天娘女男白浪(白浪五人男)』は、歌舞伎の人気演目。その名セリフが、子どもから大人まで楽しめる絵本になりました。
ゴジラ、ガメラ、ガンダム等、男の子が好きなものの名前にはなぜ濁音が含まれるのか。カローラ、カマロ、セドリック等、売れる自動車にC音が多いのはなぜか。キツネがタヌキよりズルそうなのはなぜか。すべての鍵は、脳に潜在的に語りかける「音の力」にあった!脳科学、物理学、言語学を縦横無尽に駆使して「ことばの音」のサブリミナル効果を明らかにする、まったく新しいことば理論。
人生の最盛期に難病ALSを発病、多くのものを失いながらも得たかけがえのない人生とは?日々の家族とのふれあいを舞台にユーモアとみずみずしい感性で綴るたましいの物語。
本音トークでお馴染み、天衣無縫のイラストレーターみなみななみが、今度は結婚に切り込みました!結婚て、やっぱり奥が深かった…!?2000年〜2004年にかけて、月刊「百万人の福音」で連載された同名人気マンガをついに単行本化!未完のプロジェクト「結婚したいな・るる」の完結編収録をはじめ、書き下ろしエッセイ&マンガ+αで、大増量!!今日を精一杯生きるいろんなタイプの“となりのクリスチャン”たちの飾らない本音を満載。「信じる」とは?「人生」とは?…マジメに面白い(そして、ちょっと切ない)ななみワールドで、あなたもいっしょに考えてみませんか。
『ババはこの島に生まれたんだ。やっぱり、この島で死にてぇよ』延命よりも自然死を望む“幸齢者”たちー。人生の「最期」とどう向き合うのか?隠岐・知夫里島から問う、著者渾身の手記。