人が世界を認識し、思考する際に欠かせないのが、「物質」「空間」「時間」「因果」という生得的概念である。名詞、前置詞、動詞、時制などの検討から、言語に組み込まれた概念を詳しく分析し、人の心は幾何学的な世界把握とは異なり、目的や意図に沿って、対象物や出来事を柔軟に捉えることを明らかにする。また、現実世界を異なるフレームで解釈するためのメタファーは、政治や科学などの複雑な問題を理解し、推論する上で有効であると示す。さらに、ことばと人間心理・社会の間のダイナミックな関係を、人の名前や流行語を切り口に具体的に考察する。
世紀を超えて私たちを魅了しつづける思想家、ヴァルター・ベンヤミン。たんなる言語論にとどまらない、認識論、芸術論などが複雑に織り込まれ、彼の世界像が集約的に表現されている最初期の論考「言語一般および人間の言語について」を詳細に読み解き、その思想的基盤に迫る。著者自身による全訳を併せて収録。
最高の音で楽しむために!
1970年〜99年の作品を網羅したベスト・アルバム。「結婚しようよ」「落陽」といった初期の名曲から、「全部だきしめて」などの近年の作品まで収録。昔を懐かしむ団塊の世代にも、初めて吉田拓郎に触れる若い人にも最適な一枚だ。
エレックとフォーライフの音源で綴る、吉田拓郎のべスト・アルバム。初期のシングル・ヴァージョンを含め、95年までの代表曲を2枚組に収録したほか、貴重なライヴ映像も楽しめる決定版となっている。
45のシーンで、750を超える英語の『ほめ言葉』が覚えられる!家族やペット、友達から、恋人、オフィスの同僚まで、どんどん英語でほめてみよう。
デビュー10周年を記念した初のベスト・アルバム。99年のデビュー・シングル「トライアングル」から、アルバム『STARDUST VOX』(2008年)まで、全31曲に2曲のボーナス・トラックとミニ写真集というボリューム。ロカビリー・テイストの「BYE BYE BYE」がユニーク。
分かりやすくする工夫を5類型に分け57語を例に詳しく解説。
新約聖書のなかのイエス・キリストの言葉は、現代においてどのような意味を持っているのか。本来は同じ内容の教えであるはずのイエスの言葉が、福音書によって微妙に異なっているのはなぜなのか。イエスの言葉を、それぞれの福音書を書いた記述者の立場や時代背景にそって読み解き、現代に生きる読者にどのようなメッセージを投げかけているかを探る。古典としての新約聖書を読み解く文献批評入門の決定版。
英語学習ツールとしての「手帳」。四六時中、英語で考えるクセがつけられます。
コミックスのムーミンはこんなに面白い!小説とはひと味違う、ちょっぴりおとなのムーミンの世界を、珠玉のひとコマからぞんぶんに紹介。あなたの知らない感動の一瞬が、ここにはたくさん詰まっています。
すべての人間は透明な言葉を生むようにできているー。気鋭の精神科医が豊富な臨床経験をもとに、日本語に潜む神経症性を徹底分析。言語の作用や日本語の特性に目を向ける作業から始めて、そこから炙り出されてくる近代以後の日本人の姿を問い直し、近代的な輸入概念である「個人」「社会」「個人主義」といったものについても、精神性の根幹において本当に受容していると言えるかどうか、あらためて考える。
クロスワードパズルなど、言葉を書き込んだり、さがしたりするパズルです。はじめてのお子さんでもすぐに取り組めるように、やさしい2文字の言葉から始めています。日常的に使われる言葉を中心に、色々な言葉がイラストと共に出題されているので、たくさんの言葉を覚えることができます。文字を書くトレーニングにもなり、ひらがな、カタカナが定着します。
外郎売が、飲むと口が回りだしてとまらなくなる丸薬「ういらう」を売るために、早口言葉をどんどん言っていきます。-思わず口にしたくなるテンポのいい早口言葉を詰め合わせた、歌舞伎十八番の一つ、外郎売の口上が絵本になりました。
動物と話ができる世界的なアニマル・コミュニケーターが書きました。生きる意味、死んだその先のこと、動物とあなたの出会いの必然など、動物の言葉とは思えない、気づきに溢れる内容です。自宅で出来るアニマル・コミュニケーションのやり方も紹介。
「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛してます」、4つの魔法のことばで、仕事の効率・利益が最大化する!混迷する経済に対する、ハワイ発のまったく新しい処方箋。仕事間を根こそぎ変える“ホ・オポノポノ・ビジネス”の全貌。
カフェバー「コントラスト」のマスター・相馬昭生と弁護士の伊勢逸見。高校時代、恋人同士だった二人だが、伊勢が昭生にとって自分は“誰かの身代わり”なのではと疑ったことから徹底的に破局してしまう。以来十年、伊勢を許せずにいるのに体は繋げ、微妙な関係を続ける昭生。そしてそんな昭生のそばにいる伊勢。すれ違ったままの二人は…。
20数年前、未知の世界アメリカにやってきて家族だけで始めた小さな和食レストランが、度重なる倒産の危機を乗り越え大躍進をとげた。「サクラメントの奇跡」として地元紙にも大きく取り上げられたレストラン「みくに」に働かれた神のみわざとは…。