私たちは、ことばを通して世界を見たり、ものごとを考えたりする。では、異なる言語を話す日本人と外国人では、認識や思考のあり方は異なるのだろうか。「前・後・左・右」のない言語の位置表現、ことばの獲得が子どもの思考に与える影響など、興味深い調査・実験の成果をふんだんに紹介しながら、認知心理学の立場から明らかにする。
テーマ別に見開き2ページにまとめているので、知識を整理しやすく、テンポよく学習できる。取り上げた見出し語は2,000以上。日本語能力試験のN3レベルを十分にカバー。類義語や対義語などの関連語や例文を随時紹介。効率よく学習を進め、語彙力をどんどん高めていける。部分訳(英・中・韓)と丁寧な解説が、語彙習得と内容理解を助ける。
自閉症の長男、病に倒れた妻…。過酷な運命を引き受けながら社長に上りつめたビジネスマンの逆風をしなやかに生き抜く「仕事力」と「人間力」とはー。
虚無僧尺八の鬼才が開く革新的音響文化論。
すべてを「ウザい」の一言で済ませてしまう大学生。「いまのお気持ちは?」以外に聞くことができないマスメディア。会議の席で言いたいことはあるのに発言できないOL。問題が勃発するたびに口を閉ざす政治家…。日増しに感じる日本社会の停滞は、言葉が圧倒的に足りないことが原因なのでは?こうした閉塞感を打開するべく、「豊かな言葉とたくさんのおしゃべりこそが、これからの日本を救う」と岡田センセイは立ち上がった。教育現場、会社、メディア、国会など、さまざまな例をあげながら、日本の現状と未来について語り尽くす。言葉の問題をとおして考えた“現代日本論”。
世間の前例や常識を疑え!異能の人・松岡正剛が放つ200の言葉があなたの“思考エンジン”に火をつける。
“人間・セイゴオ”入門の書「泣き虫少年」が「危ないセイゴオ」になるまでに精神と肉体に刻んできた魂の言葉200。
自戒の人。涙の人。そして風流に生きた優しい人。多くの日本人を魅了してやまない清貧の僧が発した言葉が、欲にまみれた現代に猛省をうながす。
「こうしなさい!」を「どうしたらいい?」と言いえるだけで子どもはみるみる変わり出す。教えなくても、自分で問題を解決するようになる会話のルール。
アラスカに魅了されて大自然と動物、人々の暮らしを撮りつづけた星野道夫が、みずみずしい体験と生の哲学を、自然を愛する人々に語りかけた講演集。英語で手紙を出して小さな村を訪れた若き日。カリブーの大移動やオーロラの息をのむ美しさ。厳しい自然と生きる人々の叡智と祈り…。カラー写真多数収録。
うたわれる日本の文化、精神、文学、日本人の美意識とはいかなるものだったのか。
“travel”(旅)と“travail”(苦労)とは同じ語源のことば。多少の苦労は厭わずに、「ことばの世界」に旅立とう。不思議で興味深い世界が、そこにある。
この本は、海技国家試験の2級レベルの英語を目指している皆さんに特化して執筆しました。辞書を手元に置いて英文を日本語に訳す試験の方式を前提にしています。問題文には、海技国家試験を受験する皆さんの「よく知っている内容」が書かれています。それが英語で書かれているだけのこと。自分の知識に違わず、自分が読んで理解できる読み易い答案を書くように努めてください。そうすれば筋が通った訳文に仕上がるはずです。
幕末に生れた子規は明治という時代と共に成長した。彼は俳句・短歌・文章という三つの面で文学上の革新を起こし、後世に大きな影響を与える。子規の言葉は新しくなろうとする近代日本の言葉でもあった。そのみずみずしい俳句・短歌・文章などを紹介しながら、三十四年という短い人生を濃く溌刺と生きぬいた子規の生涯を描きだす。
童謡「ぞうさん」を書き、百を越える年輪をもつ詩人は、いまも日々、みずみずしい言葉を芽吹かせつづける。「小さいものほど大きな理由がある」と語る、その深い眼差しは、すべての人の心を、やさしく、強く、新しくする力を持っているー。
昔の日本人はどのように話していたのか。『万葉集』の漢字の使い分けやキリシタン資料などから話し言葉を再現し、古代から近代まで言葉が次第に変化する様子を解明。形に残ることのない「話し言葉」の歴史を考える。
先人たちからずっと受け継がれてきた習慣には、じつは大切な意味と幸せへのヒントが隠されている。誰からも愛される人になるヒントが、いっぱい。生きぬく力を育ててくれる本。