ニッチな言葉を手がかりに、英語・米国事情とも対比して、日本語空間の片隅を照らし出す。ありそうでなかった切り口の新・日本語論。
皇后陛下のお言葉集「歩み」は、平成17年に初めて出版され、平成22年に天皇陛下御即位20周年を記念し、その前年までの記者会見のご回答や御歌などを追補した改訂新版が出版されました。本書は、天皇陛下の御即位30周年と御譲位に当たり、改訂増補版として、平成の30年間にわたる皇后陛下のお言葉などを改めて網羅、集大成しました。
通訳から作家へと転身を遂げつつも、類い希なる言葉の遣い手として人々を魅了し続けた米原万里さんの最初で最後の対談集。毒舌家でありながら、人間に限りない興味を抱きつづけた人柄が、多彩な対話からあふれ出す。対談相手は小森陽一、林真理子、児玉清、西木正明、神津十月、養老孟司、多田富雄、辻元清美、星野博美、田丸公美子、糸井重里の各氏。併せて「素顔の万里さん」(黒岩幸子)を収録。
『ババはこの島に生まれたんだ。やっぱり、この島で死にてぇよ』延命よりも自然死を望む“幸齢者”たちー。人生の「最期」とどう向き合うのか?隠岐・知夫里島から問う、著者渾身の手記。
「ほんとうの愛って何?」「私はあなたの何なの?」。女の心からの呟き、叫びを男はけして理解できない。“見られる性”であり、“安心”を求める生物、女性。その欲望は理性をはるかに超えて強力だ。表で化粧をする女性に様々な手段を講じて対抗してきた著者は、女性性の不思議を誰よりも具に観察し、対峙し、読み解いてきた。女の欲望を表した文学、映画、歌を引きながら、男と女の越えられない壁とその真理に迫る!
保育にある「こんな時どうしよう?」という場面。迷った時は、ベテラン先生の知恵で解決!豊富な経験に基づいた、子どもの育ちを引き出す言葉かけと対応を、読み取りとともに紹介します。
一生食べていくための“売る力”とは…どんな不況の時でも結果を出してきた営業のプロが大切にしてきたシンプルな原点。
東京で三年ぶりに再会した、故郷の俊才の変わり果てた姿「その言葉を」。他人の怒りと攻撃性を誘発せずにはおかない、風変わりな先輩との四年間「暴力の舟」。父の葬式で一堂に会した親族たちの、幼い頃は窺い知れなかったそれぞれの事情「三つ目の鯰」。七〇年代の青春の一光景を映し出す、瑞々しい初期中篇三作。
著者が体験と思索、実践から絞り出した、若者でも、いや若者だからこそ最短で変わるための、成功への39の言葉。
国難の今こそ、政・官の言葉を検証し、自ら思想を鍛え、ヴィジョンを示せ。東京都が進める「言語力再生」の目的とメソッドを紹介。グローバル時代を生き抜くコミュニケーション力とは?グローバル基準の言語技術、俳句・短歌、ツイッター等のソーシャル・メディアを検証。
壮絶な戦乱の世を駆けた男たちの魂の叫びを聞け!織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、武田信玄、上杉謙信など誰もが知る名将から、歴史に埋もれていった知られざる勇将まで戦場で紡がれた珠玉の名言100選。
言葉は人とともにある。言葉は歴史であり、言葉は文化である。私たちが、日常、何気なく使っている言葉には、深い歴史がきざまれており、先人たちが築き上げた文化が、知恵が内包されている。日本書紀と古事紀を紐解き、国語の奥深さ、魅力を探る!
くまモンと読む世界の名言。世界の偉人・文豪の元気になれる名言集。
3・11大震災と原発事故、9・11同時多発テロと戦争、そしてオウム事件。困難が連続する読めない情況に対してどんな言葉が有効なのか。吉本思想の検証をとおして生きるよりどころとなる言葉を発見する。
書き出し、結び、贈り物、お祝い、お礼、気遣い、お詫びー組み合わせるだけで素敵な文面になる。