現代言語学の雄、エミール・バンヴェニストの代表的論文21篇を収めたものである。最近の言語理論に関する簡潔な展望からソシュールの歴史的意味、コミュニケーションの問題、構造と分析、さらに統辞機能、語彙と文化まで、現代の言語学をめぐる“諸問題”をあつかっている。
現在欧米諸国で、単に言語学関係者ばかりでなく、一般知識人にとって古典的著作となっているグレマスの代表作で、長らく刊行が待たれていた待望の日本語版。
言語学の基礎概念と専門用語をわかりやすく解説。豊富な臨床例をあげて、実際の応用方法を説明。
ここ20年ほどの間に行われた乳児の音声発達研究により、初語が現れるずっと以前の段階から、すでに音声言語の原型となる発声行動が存在していることが明らかにされてきた。本書では言語獲得のまさにスタート地点である乳児の喃語発達の過程に焦点をあて、その発達を支える要因について、筆者自身が行った5つの実験研究をもとに明らかにする。そして、本書を通して、ヒトがいかにして言語を獲得してゆくのかという問いに対する一つの解を示す。
第32回小児神経学セミナーが平成14年11月2日より4日までの3日間、湘南国際村センターで開催された。今回のセミナーは講演9題、CPC1題、CC1題、とグループディスカッションからから成り、「末梢性ニューロパチー」をメインテーマに取り上げ、遺伝性ニューロパチー、炎症性ニューロパチー、末梢性神経疾患の病理診断、先天性無痛無汗症についてベテランの先生に講義していただいた。本書はこのセミナーにおける講演、CC、CPCなどの講演内容を担当の先生方に執筆していただいたものである。
“レトリック”の概念・技法を46の型にまとめ、時代を代表する日本の文章を例に解説。
「教育は意味の創造である」言葉をみつめるすべての教育者へのメッセージ。
思想の源流、そして根本成分は何か。半世紀にわたる思考の推移と発展の過程を烏瞰する他に類を見ない選集。