プロレベルの英和翻訳を実践的に伝授。文法力・論理力・表現力を三位一体化する指南書。「…と…」「そして」だけではない“and”。その有無により文脈がガラリと変わる“カンマ”。つい見落としがちな“記号”の使い方。-英文法を精密に理解し、一語たりともおろそかにせず忠実に英文を分析することでしか得られないプロレベルの訳文の作り方とは。
翻訳とは、ある言語で言われたことを別の言語で言い換える、ただ、それだけのことなのか。近現代の翻訳を問い直し、その背後にナショナリズム、言語純粋主義、標準語中心主義などのイデオロギーを見出すことにより、方言、語用、相互行為などを含む、社会文化的なコミュニケーションの地平で翻訳ー言語間翻訳、言語内翻訳、そして記号間翻訳ーその全体を捉える枠組みを提示する。すなわち、本書は、翻訳を、社会文化空間の中で生起するコミュニケーションという出来事と、その連鎖が織り出す記号過程として描くことをとおして、今日の翻訳および現代翻訳研究の全体像を解き明かすものである。
「世界言語学名著選集」は20世紀の言語学史を辿る上で貴重と思われる国内・国外の著作を選び、海外で刊行されたものに関しては邦訳版を、国内で刊行されたものに関しては初版本を復刻集成したものである。第2巻、言語学史。
「世界言語学名著選集」は20世紀の言語学史を辿る上で貴重と思われる国内・国外の著作を選び、海外で刊行されたものに関しては邦訳版を、国内で刊行されたものに関しては初版本を復刻集成したものである。第3巻、言語の構造。
その題名が示すように、本書は精神の障害、精神病理と脳の機能障害の関連を、著者自身の独創的な研究と膨大な文献の検証に立脚して徹底的に追求した、精神医学再構築の書である。
言葉の神に仕えた人々!古代メソポタミアの粘土板からコンピューター・コーパスまで、数千年の歴史の中に現われた辞書編纂家たちの人生と人物像に光を当て、膨大な史料と豊富なエピソードをもとに、英米で作られた主要辞書を網羅してその変遷を辿る「辞書編纂の歴史」決定版。