ベストセラー作家がストーリー仕立ての技術を公開!「沈黙の多い会話」を「盛り上がる会話」に誰でも雑談上手になれる。
生物学、歴史、文学、芸術、食…あらゆる分野からキンタマを真剣考察。
「実社会の言語」問題に切り込む、これからの言語哲学入門書。他者が用いる言葉のダークサイドの力に対抗し、そして自分がダークサイドに陥らないために。
断っているはずなのになぜか感謝される、信頼される!仕事、電話、友人、LINE、初対面。すぐ使える実例たっぷり!「断り上手な人」になれば、人生はラクになる!
本書は、現代英語の強勢とリズムについて、変異(ヴァリエーション)を出発点として音楽との接点を切り口に、英語の好韻律性を探る第1部と、英語と日本語の分節音と韻律構造が通時的に変化してきた過程を考察し、音韻変化の法則を発見する第2部からなる。いずれも、言語の変異と変化という視点から、分析対象とする現象を音韻理論がどう扱ってきたかを概観し、2人の著者の研究成果を紹介しながら今後の展開の方向性を示す。
この本は、時に複雑なようにも見える文の背語にある単純な構造を捉えようとする依存文法の枠組に関し、フランスの言語学者Tesni`ereを嚆矢とする主要な理論の共通点および相違点を紹介し、英語を題材として説明したものである。動詞の主語や目的語との関係など基本的な依存関係に加えて、内容語と機能語との依存関係や、並列構文および省略表現における依存関係などの論点も取り上げ、将来の研究への足掛かりを提供する。
忙しくて子どもと向き合う時間がない、お金がなくて子どもを習い事に通わせられないーもう、そんな悩みを抱える必要はありません。科学的な視点を取り入れた、子どもへの言葉かけの新たな技術「リッチトーク(豊かな会話)」を実践しましょう。ほんの少し「日常の会話」に目を向けるだけで、思いやりと創造性と好奇心にあふれた、自分の幸せを自分でコントロールできる子どもに育ち、親子の絆が深まっていきます。子育てとは、日々の「会話の積み重ね」なのです。
本書は、学習・言語心理学の入門的な教科書です。公認心理師カリキュラムを参照しながら、著者がそれぞれ専門とする学習心理学と言語心理学の領域全体に照らして、初学者が把握すべき事柄を厳選しています。また、科学的道筋を自分で考えられるよう、実験的根拠とともに、できるだけ具体的に平易な表現で説明しました。初めて学ぶ方から心理職を目指す方まで、おすすめの一冊です。
・2022年度、脂肪移植が術式として保険収載された。保険適用は現時点ではまだ限定的ではあるが、今後拡大することが予想される。
・脂肪移植術は、その臨床成績の不確実性や壊死組織に伴う後遺症が長年問題とされてきたが、今世紀に入り、脂肪移植生着の原理が解明され、生着を改善するための理論と技術が確立され、臨床成績も劇的に改善するに至った。
・本特集では、その全貌を紹介するために、脂肪幹細胞の基礎的な内容から、脂肪移植の臨床の実際と効能、再生医療への展望までをカバーする。
■ 脂肪移植の新展開 ─基礎から臨床へ
・はじめに
・脂肪移植を理解するために必要な基礎知識
〔key word〕脂肪組織、解剖、生着機序、脂肪由来幹細胞、サイトカイン
・脂肪移植のために必要なデバイス
〔key word〕トゥメセント法、ルアーロック式シリンジ、動力式脂肪吸引器
・脂肪移植による顔面再建
〔key word〕顔面変性疾患、脂肪移植、顔面再建
・脂肪移植による全乳房再建
〔key word〕乳房再建、脂肪移植、脂肪注入
・脂肪移植とインプラントによる乳房再建ーーハイブリッド法
〔key word〕乳房再建、脂肪幹細胞、放射線障害、ハイブリッド再建、ニードリング、DPS(dermal purse-string suspension)、脂肪移植、脂肪注入
・脂肪組織を用いた放射線皮膚障害の治療
〔key word〕脂肪組織、放射線治療、放射線組織障害、脂肪幹細胞、予防医学
・脂肪組織を利用した再生医療の展開
〔key word〕脂肪移植、再生治療、脂肪幹細胞(ASC)、血管内皮前駆細胞(AEPC)。培養上清
●TOPICS
麻酔科学
・肺移植の麻酔管理ーー呼吸と循環の連関は複雑で面白い
癌・腫瘍学
・がん遺伝子パネル検査の患者検体を用いたパイロット技能試験
●連載
人工臓器の最前線
・9.大動脈弁置換術における人工弁の進歩
〔key word〕経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI)、rapid deployment弁、sutureless弁、valve in valve
医療AI技術の現在と未来ーーできること・できそうなこと・できないこと
・4.診療テキストを構造化するための症例報告テキストコーパス
〔key word〕自然言語処理(NLP)、診療記録、症例報告、テキストコーパス
●フォーラム
グローバルヘルスの現場力
・6.コロナ渦中、ラオスにて村人の“現場力”から学ぶ
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。