もう少し上手に「本音」を表現できると…。「共感される話し方」のルール。
≪本誌の特長≫
◆リハビリテーション科医ほか関連各科の医師、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など、リハビリテーションに携わる医師とスタッフのためのビジュアルで読みやすい専門誌!
◆リハビリテーション領域で扱う疾患・障害を斬新な切り口から深く掘り下げつつ、最新の知識・情報を紹介。臨床でのステップアップを実現する、多彩な特集テーマと連載ラインナップ!
≪特集テーマの紹介≫
●リハ治療戦略の組み立てに際して欠くことができないのが機能評価である。ところが摂食嚥下の機能評価には、ひとたび食物が口に入り唇を閉じてしまえば、食物を直接観察することができなくなるという特殊性がある。
●嚥下造影検査(以下VF)は、嚥下の準備期から食道期までを包括的に見える化するもので、最も重要な異常所見である誤嚥や咽頭残留の見落としが少ない優れた検査法である。
●本特集では、VFで発見される異常所見の解釈と治療計画に結びつける思考過程を解説。思考過程の習得は容易ではないが、読者の臨床過程に少しでもその要素が溶け込み、エキスパートが増えるきっかけとなることを期待する特集。
【目次】
嚥下造影検査でわかる所見
誤嚥・喉頭侵入の解釈と対策
咽頭残留の解釈と対策
嚥下反射遅延と早期咽頭流入の解釈と対策
口腔内の残留やため込みの解釈と対策
■連載
巻頭カラー 症例でつかむ!摂食嚥下リハビリテーション訓練のコツ
11.頭頸部がんに対する咀嚼訓練と綿棒移送訓練のコツ
リハスタッフが知っておくべきプレゼン(学会発表・講演)のコツ
16.オンラインプレゼンテーション:2. ツール別テクニック
ニューカマー リハ科専門医
片平健人
パラアスリートに聞く パラスポーツとの出会い
第3回 鈴木 徹選手(走り高跳び)
新型コロナウイルス感染症とリハビリテーション医療
9.COVID-19患者における嚥下障害とリハビリテーション治療
知っておきたい神経科学のキィワード
7. フィードバック制御とフィードフォワード制御
リハビリテーションと薬剤
15.リハビリテーションでよく処方される薬剤とその副作用:5抗てんかん薬
リハビリテーション医療におけるACP-治らないかもしれない障害をもつ患者に対応するー
4.切断患者に対するACP
回復期・生活期リハビリテーション医療に必要な内科的管理
6.循環器(虚血性心疾患 心不全)
リハビリテーション医学・医療と私
第5回 世界のリハビリテーション科女性医師たちと出会って
学会報告 第59回日本リハビリテーション医学会学術集会
第59回 日本リハビリテーション医学会学術集会
臨床研究
回復期脳卒中リハビリテーション入院患者の運動FIM利得:機械学習モデルを用いた要因分析
日本語というのはどのようなタイプの言語なのか?アルタイ諸言語の多くを長年に亘って現地調査してきた著者が、朝鮮語や日本語を含む「アルタイ型」の言語類型に関する広汎な対照研究を行った諸論文の集大成。日本語の類型のみならず、日本語諸方言の成立過程についての試論も提示し、言語という共時的なシステム全体における連動に「類型」を見いだす画期的な論考
リーダーしか発言しない、何も決まらない長時間の会議…今、「残念な話し合い」が日本全国で多発している。しかし、多様な人々がともに「答えのない問い」の解決に取り組む現代では、話し合いはより重要になると著者は語る。本書では、相互理解を促す「対話の作法」と、納得感を生む「決断の作法」を合わせた「話し合いの作法」を解説。あらゆる分断・対立・多様性を乗り越え、成果を生む技術がここにある!
「伝える」だけじゃない。ことばには「創り出す」はたらきもあるー子どもや詩人のハッとさせられることば遣いから、やさしくときあかす“ことば”のふしぎ。これからことばが「自己紹介」を始めます。聞いてみてやってください。
警察担当の新人記者時代から、人気コラム「素粒子」を担当するまで、書いてきた歴史を踏まえ、「書く力」の自然な育て方を示す!どうすればスムーズに書けるようになるか、体験的で実践的な文章術!
他人を説得するのは、なかなかだ。しかし、いつの間にか説得されてしまうことがある。どこが違うのか。それは、こういう話し方!説得が上手な人の話し方はここが違う!実例満載!
翻訳家兼大学教員40年翻訳書600冊。翻訳にはじまり、英語、日本語、表記、古辞書、サリンジャーまでー華麗なる脱線。金原先生の公開講座。
翻訳者、ミュージシャン、作家、現代美術家が古典文学や名曲の歌詞を新訳。英語、韓国語、ドイツ語、台湾語が行き交う、驚くほど自由で奥深い翻訳合戦!
本書の目的は、世界における三項図式を、世界の媒体としての言語における「聖・俗・遊」へと読み替えた上で、「聖」・「俗」において言語が使い手によって従属・支配されている状況を打開するとともに、「遊」において言語が自らの独自性を発揮することができる途を模索することにある。つまり、言語は次の理路を辿る。言語における「聖」としての「言霊」に始まり、言語における「俗」としての、「日常の道具的言語用法およびその延長線上の言語道具主義」を経て、言語における「遊」としての「遊び的言語用法」へと物質化・無意味化し、そして言葉遊び(ナンセンス)という理路を辿り、最終的に「言語が自ら遊ぶ」言語遊戯へと到るのである、と。
名付けをじっくり考えるためのネーミング辞典。8ヶ国語で名付けがはかどる!約1000語のキーワードに8ヶ国語(英、仏、独、西、羅、希、露)の訳語を収録。「戦い、冒険」「魔法、神秘」などのカテゴリー別の配列。各カテゴリーの冒頭にサブカテゴリーの一覧を掲載。
上白石萌音、翻訳家デビュー。『赤毛のアン』を読み、訳し、言葉をみがく。
いま、あなたとの会話で起きたことは、いったい何だろう?マンスプレイニング、コミュニケーション的暴力、会話の引き出し、言語的なポリティクス、アイデンティティと一人称、人々をつなげる言葉、誠実な謝罪と不誠実な謝罪…。難しくて切実で面白い「言葉とコミュニケーション」を、「哲学」と「私」のあいだのリアルな言葉で綴るエッセイ。