日本語には、やま+さくら=やまざくらのように、複合語の2つ目の単語の頭の清音が濁音に変わる現象があり、これを連濁と呼ぶ。本論文集は、国立国語研究所の共同研究プロジェクト「日本語レキシコンー連濁辞典の編纂」の成果を編集したもので、歴史・音素やアクセントとの関係・法則とその理論的分析・心理学的分析・方言・言語習得など、各分野の専門家の様々な視点からの連濁の研究を幅広く網羅している。
本書は、文法と語用論の関係を捉えるために提唱された一般理論、「言語使用の三層モデル」をテーマに書き下ろされた論文を収めた英語学・言語学の論文集である。三層モデルを起点にした文法と言語使用に関わる論考が、三層モデルと関わりが深い意味論、語用論はもとより、統語論、形態論、社会言語学、通時的研究をも含めて、広い視野から展開されている。新たな言語研究の可能性を追求した、英語学・言語学関係者必読の書である。
本書は、一般言語学の4分野(音声学・音韻論、形態論、統語論、意味論・語用論)それぞれにおける論考(20編)を網羅した研究書であると同時に、各分野の重要な理論と概念を紹介した解説・入門書である。言語学・英語学・日本語学を専門とする研究者、大学院生・学部生、および、言語学(の特定の分野やテーマ)に興味を持つ、広範囲な読者を対象としている。内容・構成・目的いずれにおいても、ユニークな一巻となっている。
英語から日本語へ翻訳のコツ、スッキリまとめました!翻訳者を目指す人から品質向上に悩む人、ビジネス・ライティングがうまくなりたい人まで、実践的な78のスキルから学べる「翻訳作業の勘所」。品質向上に活用できる「翻訳チェックポイント表」付き。対象レベル:初級レベル以上。
声の老化は止められる!「人に聞き返される」「口が回らなくなった」「カラオケでうまく歌えない」-。そんな経験があったら、声の老化のサインかもしれません。「歳」だから仕方がない…とあきらめる前に、ちょっとしたコツと練習で、明るく生き生きとした声に生まれ変わりましょう。
「主体化」論理の日本語と「客体化」論理の欧米言語の間で互換(翻訳)は可能なのか?今、哲学・言語学・文学・言語教育の基盤が問い直される。言語が主体による外部世界の認知的解釈の反映であるという、認知言語学のパラダイムに基づく類型論。これまでの機能言語学的類型論の流れを汲んだ言語類型論の研究とは異なり、事態把握に関わる主体・客体の認知モードという視点から言語現象の多様性を捉え、説明している。
仕事も人間関係も「話し方」次第で劇的に変わる。雑談、プレゼン、挨拶、営業トーク、結婚式のスピーチ、初デート。最短、最速で最高の結果を出す究極のコミュニケーション術!NHKキャスターとして17年活躍、31,000人の話し方を激変させた秘伝のメソッド。
誰でもスピーチ名人になれる、そのまま使える「名言」、効果的な「フレーズ」満載!語りの名人が教える、短くても感銘を与えるあいさつ。
“信頼されるには「小さな声」で”“「笑顔で腹筋」するとプレゼンがうまくいく!?”“「母音」を意識すると聞き返されない”-現役アナウンサー・キャスターが学んだ会話のコツ。コミックエッセイ。
国内外の多言語状況を肯定し、尊重する社会をめざして。「多言語」を考える教科書にも最適!
伝統的経済理論を基礎に現代の景気安定化や環境問題等を読み解く。