「あ」と「い」はどっちが大きい?あるいは、「コジラ」と「コシラ」では?こんな質問をされたら、あなたはどう答えますか。文字そのものには大小がないはずなのに、音で聴くと母語が何であるかにかかわらず大小を判断するそうです。また、五十音図とサンスクリット語との関係、存在しない音を聴いてしまう脳など、楽しい話題を紹介します。
60年以上の歴史を持つ学習理論「構造学習論」をベースにした思考術初の入門書。
二十世紀の学問としての言語学は、進化論、マルクス主義から文化人類学までさまざまなその時代のイデオロギーや思想を背景にもちながら、何をめぐって争い、どのような方向をめざしてきたのか。ソシュールにはじまる言語学の流れを全く新たな視点からとらえなおし、人間にとって言語とは何かを問う。刺激に満ちた問題提起の書。
地球上に生命が誕生した三十数億年前に、情報も同時に誕生した。情報とは生命の意味作用であり、ヒト特有の言語もその発展形にほかならない。すなわち、ヒトの“心”とは“情報”が織りなすダイナミックなプロセスなのである!それでは、動物の心を根底にもちながら、一方で機械(コンピュータ)で心をつくろうという野望を抱く、現代人の心とはいったい何か?オートポイエーシス、動物行動学、アフォーダンス、人工知能といった理系の知と、現象学、言語学、社会学などの文系の知を横断しながら、まったく新しい心の見方を提示する、冒険の書。
8年連続・年250日以上150社超の研修実績!「2日で劇的に話し方が変わる!」と評判の、順番待ち研修の極意がついに書籍化!朝礼挨拶、営業トーク、企画プレゼン…人前で話すのが苦でなくなる。
「楽しい議論」で生産性も人間関係も急上昇!場の空気がみるみる変わる議論のコツ集。
「シャープなのに感じがいい」100点の「言い方」のカギは自律神経にあった!「言い方」が変われば、「人生」が変わる。自律神経のバランスを整え、空気を変え、人生を変える「言い方」のコツ。
働き方改革で長時間労働の見直しが急務のいまこそ、「打ち合わせ」を見直すことが必要です。打ち合わせはクリエイティブの場であり、アウトプットの場、また「練習」ではなく「試合」であり「本番」です。打ち合わせを変えることで無駄を減らす方法論を9つのRULEで紹介、生産性向上の決め手となる効率のよい打ち合わせを伝授します。
あなたは話がおもしろい人?それとも、つまらない人?ちょっとした工夫で、日常会話はグングンおもしろくなります。ヒントは、テレビ番組制作の「裏側」にアリ!目からウロコのノウハウを、放送作家がこっそり伝授しますー。
あたりさわりのない無意味な雑談ではなく、「意味のある雑談をすれば、仕事や人間関係が変わる」。そんなメッセージのもと、雑談力を高める方法を具体的、実践的に解説したのが本書です。たとえば、「声は、ドレミファソラシドの『ファ』か『ソ』」「『なるほどですね』『そうですね』は話を聞いていない人の反応」「『なぜですか?』は愚問」など、全38項目でそのテクニックを紹介していきます。さらに、日常で雑談力を鍛えるためのトレーニング方法も収録しており、初心者からある程度話し方に自信がある人まで、すぐに実践できるノウハウが詰まった一冊です。
30代のころの私は、次から次へと執筆・翻訳の依頼が舞い込み、1年365日フル稼働が当たり前だった。その結果、30代の10年間で50冊ほどの単行本を出すに至った。が、そんな私もふと気がついてみれば、最後に本を出してから8年以上も経っていた。-なぜか?私が出版業界から足を洗うまでの全軌跡をご紹介しよう。出版界の暗部に斬りこむ天国と地獄のドキュメント。
今日の日本人は明治時代にくらべ7〜10倍の数の人とつき合い、江戸時代にくらべ2〜3倍の早さでしゃべっているという。話の面白い人、うまい人はもてる、有名人にもなれる。といって、誰もが流暢、能弁である必要はない。それは軽薄、饒舌と紙一重だ。大切なのは話のルールを守り、誠実に自己を表現することだ。
1920-30年代のロシアで言語学・詩学・文芸理論に活躍したミハイル・バフチンは、ながらく忘れられた存在であった。だが、構造主義・ロシア記号論の先駆者として光をあてられるとともに、バフチン・ルネサンスが沸き起こった。資料の掘り起しと研究は、彼の思想が今日もつアクチュアリティを生き生きと甦らせたのである。〈対話〉と〈民衆の笑い〉(カーニバル)をキーワードとして、バフチンの全体像を描きだす
赤ちゃん語とサル語の百科全書。人間だけしか話さないと思われていた言葉を実はサルも話していることがわかった。