風の唸り、川の水音、森のざわめき、詩語による交信。物質言語の響きを聴きとり、これを人間の初発のことばとして返すこと。谺の修辞法を学ぶこと。分析的言語では掬いとれずにきた世界の肌触りを私たちが奪還する方法とは?メキシコの火山高原からカリブ海の灼熱の汀へ、アフロ・ブラジルの黄昏から奄美群島の唄の魂まで、ことばと感覚の薄墨色の領域を求めてはるかな道行きを重ねてきた人類学者の、画期的な試論にして、時空を超えた「認識の自叙伝」。
文の構造を与える規則は、いかなる原理で形成されるのか?言語が表示する意味を厳密に定義し、「意味の伝達」を基礎に、言語学の課題である文の構造と構造決定原理の解明に挑んだ意欲の1冊。
私たちが日々接している日本語ってどんなことば?日本語の世界に秘められた魅力をさまざまな角度から学べるテキスト。日本語学の主要テーマを取り上げ、ことばを学ぶ面白さ、奥深さをわかりやすく解説した。
英語を和訳して、漢字に置き換えて枠を埋める。まったく新しい「脳トレ」。TOEIC500〜900レベルのビジネス英語をカバー。
片鼻呼吸法でリラックスできる、上手くしゃべろうとするな!アウェイでも相手の心を開かせるースピーチ&トークLesson満載。状況別、ポイント「キーワード」つき。
思想の源流、そして根本成分は何か。半世紀にわたる思考の推移と発展の過程を烏瞰する他に類を見ない選集。
現代の言語学・英語学の理論的研究によって得られた最新の知見を、大学英語教育に有効に活用するための意欲的提言を行う論考42編を収める。執筆陣は生成文法や認知言語学をはじめとする多彩な研究領域で活躍する第一線の研究者であり、多岐に渡る今日の文法研究の主要トピックを余すところなく網羅し、簡潔・平易に解説する。英語教育に携わる教員のみならず、すべての言語学・英語学研究者にとっても利用価値の高い必携の論集。
高機能と使いやすさで人気の高いRubyによるテキストデータ処理を基礎から応用まで分かりやすく解説。今までできなかったことが可能になり、手作業で行ってきたことが大幅に効率化。日本語研究だけでなく、あらゆる種類の研究、仕事、日常のデータ処理に幅広く活用できる知識がこの一冊でわかる。
翻訳の第一人者である著者は、なぜ翻訳の世界に足を踏み入れることになったのか。このエッセイは、翻訳に潜む魔物に魅せられてその森に迷い込み、悪戦苦闘しながらも、同時にそこからこの上もなく大きな喜びを得てきた著者が、自身の軌跡をたどりつつ、文学との出会いや楽しみ方、翻訳をする際の心得やコツを、縦横に語り尽くしたものである。
近代日本に存在した「反普遍文法」の系譜。その煽りを受け不当に無視された松下大三郎の文法論。国語の本性を追求した山田孝雄。その個別言語主義と18世紀普遍文法論との意外な類似性。主観を排した近代文法の嚆矢、大槻文彦の日本文典。その大槻文法に垣間見える矛盾した言語観と西洋言語学の関係!斬新な視点から国語学史と言語学史を縦横に論じ、読者を言語研究の世界へ誘う。
日本語教育に関わる最先端の知見を結集し検索にも学習にも最適の用語事典。
マナーをわかりやすくするポイント説明。書き込み式原稿作成ナビつき。使える文例+アレンジ例がいっぱい。
第一人者が明かすNHKアナウンサーによる朗読術の集大成。谷崎潤一郎、夏目漱石、樋口一葉、宮澤賢治の名作を読む。
うなずいたり、相づちを打つことが聴き上手の条件だと思っていませんか?しかし、表面的なテクニックだけでは相手の本音を引き出すことはできません。最も重要なポイントは、“目に見えないところ”にあります。本書は、相手の心を開放し、より深く理解するための智恵を、図解を用いて紹介。相手を幸せにし、自分も元気になれるコミュニケーションツールの決定版。
思いが伝わるってこんなに素晴らしい。言葉を磨けば必ずあなたは輝きます。
見出し語総数472。特定の単語や表現の訳し方だけでなく、「原文の順序どおりに訳す」「時制に気をつける」「セミコロンの訳し方」「全体から細部へ」「文脈で訳し分ける」といった、翻訳の基本的作法として注意してほしいことも盛り込んだ。