古代エジプトの象形文字ヒエログリフを、日本語で引ける辞書。主要な文学作品や碑文に頻出する基本的な単語1324を収録。類義語・反対語検索にも有用な和文索引、文法用英訳表付き。
本書は、社会を文脈とすることばの変化研究を目指す、社会言語学とはどのようなものか、またこれまでにどのような成果が得られたかを解説、紹介することを目標とする。すなわち、現在進行中のことばの変化を捉え、それを引き起こす社会的要因は何かを探ろうとする社会言語学を本格的に解説したものである。しかし、本書は単にいろいろな先行研究の紹介という域に留まらず、データの集め方、分析法、具体的な問題のありかなどにも光を当てようとするかなり高度の内容を含んだ、研究書の性格もあわせもつものである。
本書は、心理言語学、社会言語学、神経言語学、クラスルームリサーチ、バイリンガル教育の5つの分野におけるこれまでの研究成果と今後の課題を、それぞれの専門家の視点からコンパクトにまとめたものである。多角的な視点により、これからの外国語教育のあり方を見つめる観点を提供する。
歴史教科書論争への新しい視点。本質的な問題は、どう書かれているか、だ。「意味の文法」をツールに、南京虐殺・太平洋戦争開戦・降伏をめぐる全高校歴史教科書の文章を言語学的に分析し、その偏向性を立証する。画期的な批判。
英語と日本語の狭間にあって、主としてビジネスやマネジメントの橋渡しを、通訳を通じて行ってきた筆者が、その実践活動と考察の成果、さらに通訳に求められる英語力について、筆者自身や諸先輩の失敗談を交えながら興味深く解説。通訳志望者のみならず、英語に関心があり、生きた英語を現場で使ったり、使おうとしている人にも役立つ実践的通訳読本。この通訳力をつけるためのユニークでフレッシュな学び方は、英語力アップへの強力な決め手にもなる。
「関連性」という単一の原則で言語伝達を捉えなおした原著の全訳。原著は出版以来、言語学をはじめ関連諸分野に大きな影響を与えてきた。第2版では「後記」が付け加えられた。そこでは初版出版以降の関連性理論の主要な発展が概観され、定式化、内容の両面を若干修正するための議論がなされている。更に本文への新たな注、後記への注が加えられ、参考文献も一新されている。
アジアの28の言葉を対照させた辞典。基本語彙100語を、それぞれの言語に対照させた一覧表を収録。
言葉の神に仕えた人々!古代メソポタミアの粘土板からコンピューター・コーパスまで、数千年の歴史の中に現われた辞書編纂家たちの人生と人物像に光を当て、膨大な史料と豊富なエピソードをもとに、英米で作られた主要辞書を網羅してその変遷を辿る「辞書編纂の歴史」決定版。
日経国際ニュースセンター(Nikkei News Bulletin Inc.=NNB)の翻訳者向けに作成したハンドブックを下敷きに、英語に関心のある一般読者や日本語と英語の世界に関わっている人々の、主に英語を書く力を伸ばすことを目的に編集されたハンドブック。日本経済新聞に掲載された記事の英訳約600本を収録。巻末に日本語と英語の索引がある。
ちょっとした口のきき方で生き方が変わる!あのときあんな物言いをしなければ…。だれもが普段ぶつかることばの悩み。ことばは人を表すもの、「オトナの女」になるには、ことばを磨こう。
フルカラー表記で見やすさ抜群。すべての文例が5カ国語対応。万全のトラブル対応会話例。これは便利5カ国語(和英伊仏西独)辞書&英和・伊和・仏和・西和・独和辞書。
会話は「聴く」こと。会話は共同作業。いい「聴き手」がいい「人間関係」を育てる。
ヨーロッパの植民地社会で育まれ、特別な歴史を体現するにいたったクレオール語は、どのように発生したのか?本書は、ピジン語との比較検討やこれまでの理論的研究を手際よく紹介したうえで、社会言語学にもとづきながら独自の説を提唱している。クレオール文化にも、音楽・料理の観点から迫る。
「誰であろうが説得してしまう術」として知られるレトリックとは、どのようなものか?本書は、いにしえの訴訟記録や文学作品のほか、二十世紀の政治家の弁論や宣伝広告においてのコピーなどからも具体的な事例を拾い、ギリシア時代から育まれてきたレトリックの歴史と仕組みを、わかりやすく解説する。
街なかで外国人を見かけることも珍しくなくなってきた、今日このごろ。そこで活躍するのが、通訳です。語学力を生かしてさまざまな場面で、外国の人びととのコミュニケーションをサポートします。また、日本各地を案内し、紹介するのが通訳ガイド。本書では、通訳と通訳ガイドの仕事の実状を解説し、併せて、なりかたも説明しています。
“ことばを使う行為”を通して、私たちはどのような女/男であろうとしているのか。“ことば…”はジェンダーの権力関係にどう左右されるのか/どう変革しているのか。ジェンダーに関するイメージ・規範・カテゴリーは“ことば…”によってどのように作り上げられ正当化され普及しているのか?研究史と最新の成果。
リストラに遭いそうだから…すぐに独立できるほど語学力に自信がないけど…定年退職後は語学を活かして…いつかはきっと…翻訳の仕事をしてみたい人は必読!仕事のとり方から最新翻訳ツールまで会社をやめずに始めるノウハウ。