オースティンが提起し、サールによって完成された言語行為論。いま、豊かな可能性を孕んで広がりつつある理論の原点。
ウィトゲンシュタインの〈言語ゲーム〉に基づき、行為と知識の見方に新しい領野を拓く。哲学的思索の快い緊張を楽しむ。
もしあなたが媒酌人になったら、パーティで挨拶することになったら、冠婚葬祭あらゆる場合のスピーチの心得を、名著『文章読本』の著者が、自分はどう語ったかという実例をあげて、仔細に伝授する。野坂昭如氏との対談というオマケつき。
ホッブスカらデイヴィドソンまで。近世以降の主な言語哲学の流れを概観、自由な解釈を重ねて背後にある問題意識を探る。