中国語タイプライターの“不可能性”から繙かれる圧巻の言語技術文化史。漢字についての発想の転換や戦時中の日中関係、入力や予測変換といった現在につながる技術の起源まで、波瀾と苦渋に満ちた展開を鮮やかに辿る。
職場で、家庭で、SNSで、他人と意見がぶつかってしまったら、どういう態度で臨み、実際にどう対応すればいいのだろう?相手を説き伏せれば最悪の結果を招きうるし、波風たてずにやりすごすのも得策ではない。むしろ、あえて逃げずに意見の対立に向き合うほうが、驚くほどの成果を生むことがあるのだ。敵意むきだしの犯罪者との対話、ライト兄弟の激しい口論、南ア・マンデラ大統領の政敵攻略術、パレスチナ問題とオスロ合意の内幕…数多くの面白い実例と研究をもとに、他人とのわだかまりを解消し、意見の対立から具体的な成果を生みだすための「コンフリクト・マネジメント」の原則・秘訣を明かす!
村上春樹、三浦しをん、益田ミリ作品など300冊以上を翻訳。韓国の日本文学ファンから絶大な支持を得る人気翻訳家によるエッセイ。
言葉ではウソをつけても、しぐさではウソをつけない。それは大脳辺縁系という遠い祖先から受け継いだ脳が「生き残り」のために反応してしまうからだ。自信のあるなしや、リラックスしているときとストレスを感じているときのしぐさの違いを見分けられるようになれば、きっと人とのつきあいがよりスムーズに、実り多いものになるはずだ。「スパイキャッチャー」、「人間ウソ発見器」の異名をとる元FBI捜査官が、多くの人が見落としているノンバーバルなメッセージをあますところなく明かす。
上司、同僚、パーティー、交流会、途切れずに話すには?話べたでも、人見知りでも楽しく話せる雑談術。
人間関係を上手に構築するためには、コミュニケーションの技術が欠かせない。要約、朗読、プレゼンテーションなどの課題を通じて、会話に必要な能力を鍛えよう。
知恵とやる気があふれ出す。活気溢れる会議や商品開発、参加型研修など、ビジネスで活用が広がる「場づくりの技法」。対話が育む創造と学びのスタイル。
論理ではなく、詭弁を身につけてみないか?詭弁と聞くと、子供だましの芸当と聞こえるが、口先だけ達者になることではない。詭弁には、思考そのものを鍛える力がある。人が詭弁を使う時、その人特有の癖があらわれる。その癖を見抜くことで、思考のパターンが理解でき、おのずと論議も強くなる。論理的思考に満足しない人のための一冊。
なぜ劇団四季のセリフは美しく聞き取りやすいのかー。秘密は、創立60年の歴史が生んだ独自の「母音法」「呼吸法」「フレージング法」というメソッドにある。言葉が明瞭に伝わることで、第一印象がよくなる。そして健康法としても使える画期的な方法を初公開。
ほぼ独学で、二人合わせてのべ13の言語を話せるようになった著者たちが、「100時間で誰でも外国語を話せるようになる方法」、「色々な外国語を通じて見えた世界の魅力」、「学ぶと得する外国語の選び方」、世界の8000の外国語に関する面白い「トリビア的豆知識」や、秘伝の「日本語しか話せない両親が子どもをバイリンガルに育てる方法」などを、小説仕立てで余すところなく伝授。
打ち合わせを変えれば仕事は10倍うまくいく!ヒット連発のクリエイティブディレクターが明かす効率を高める仕事術。
「あんたバカぁ?」「このタコが!」「だって女/男の子だもん」。私たちが何気なく使う言葉にも、悪い言葉がたくさん潜んでいる。では、その言葉は本当はどこが悪いのか?さらには、どうしてあの言葉はよくてこれはダメなのか?議論がつきない言葉の善悪の問題は哲学、言語学の観点から解き明かす。読み終えると「ことば」への見方が変わるはず。
江國香織との対談、古橋秀之・秋山瑞人との鼎談を含む、著者初のエッセイ集。翻訳の悦びと悩ましさ、世界文学との出会いから、青春時代の思い出まで。
話し上手な人というのは、ネタのおもしろさや話し方のうまさもあるが、質問がうまくて相手からおもしろい話が引き出せる、という面を必ずもっている。逆に質問がうまければ、自分に実力がなくても優れた人から情報が引き出せる。話す内容をおもしろくするのは難しいが、質問は鍛えれば誰でもうまくなる、すなわち技化できるものなのだ。谷川俊太郎、河合隼雄、村上龍、黒柳徹子、ダニエル・キイスなどの対話名人から学ぶ技。
音がない。両耳が聞こえない…。十六歳で右耳の聴力を獲得しても、何を語ればよいのかわからなかった。手探りで、ことばを見つける。それを声にして語り出す。だが、声にするには、まず息を吐かなければならない。本書では、ふだん自覚することのない、声として発されるまでのことばの胎動を見つめる。息を吐くとは、相手にとどく声とは、そして、ことばとは何か。著者自身の体験を交えて語られる声とことばをめぐるドラマ。
会話に緊張したり、初対面であがってしまったり、自分の話し方に自信が持てないという人は、ぜひNLPのテクニックを活用してみてください。NLP理論とは、ひとことで言うと「天才をモデル化したもの」で、今では日常会話でもそのテクニックが活かされています。会話上手な人は、知らず知らずのうちにNLPのテクニックを使いこなしているのです。あなたも今日からNLPのテクニックを使って、自信をもって堂々と会話しましょう。
アイドルから政治家まで、各界の著名人への取材時のエピソードを通じて語られる、対人関係・人間力の磨き方のヒント。
長短、配置、読む速度…目的と媒体が、最適な文体を自ら選びとった。古代ギリシアの哲学対話から、聖書、法律、数式、広告、批評、小説、ツイッターまで。理と知と情が綾なす言葉と人との関係を徹底解読する。
『誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール』のツボを徹底伝授。1話ごとに“会話力がグーン”とUP!カフェ店主・ヒトミの「即効レッスン」!
内容の薄い、長〜い話を我慢しながら聞いた経験は誰にでもあるだろう。それは日本人が「簡潔にまとめて話す」というトレーニングを行っていないからだ。本書は一分で過不足なく、しかも相手の心に残るように伝える方法を伝授する。聞き手との間に川が流れているとイメージする「川のフォーマット」方式は、すべてのコミュニケーションの基本になる。さらに「一分間プレゼンテーション」の他、「謝る」「教える」「質問する」「相談する」「指示する」「初対面」「叱る」などの技術を開陳。長い話という「環境問題」を解決する。