話術に頼らず、驚くほど伝わる。しかも簡単!スピーチライターのワザ、教えます。
短く話せる人になる!凝縮ワード。
言葉は万能な道具ではないけれど、灯りのように人を温め、今いる場所を示し、進む道を照らしてくれる。これはそんなふうに海をわたり、外国の言葉にふれた二十五人の記録です。
ことばには内容を表現するだけではなく、“その人らしさ”を表現し、話している人同士の関係を作り上げる働きがある。ことばの背後にある社会の規範や価値観を解きあかす社会言語学の知見から、「名前」「呼称」「敬語」「方言」「女ことば」といった観点を通して、ことばで「自分」を表現するとはどういうことかを考える。
この地球上には七〇〇〇もの言語があって、複数の言語を使って生きている人がたくさんいる。一つのことばーたとえば日本語ーだけで生きていくという前提をゆさぶってみる。境界こそが育む豊かさを見つめてみる。そこからは、他者とともによりよく生きていくためのヒントが見つかるかもしれない。
「正三角形は二等辺三角形に入るんですか?」「かける数とかけられる数、どっちがどっち?」「マイナスのマイナスは、とってもマイナス?」算数を前にして混乱するのは子供だけとは限らない。そしてその鍵を、ことばのしくみに見つけることもできるのだ。『ちいさい言語学者の冒険』で子供の言語習得の旅を案内した言語学者が、小学生の宿題やテストの間違いを通して、意外に深いことばと算数の関係にせまる。
言語についての根本的な謎に答え、言語がどのように発生し、進化してきたのかを明らかにする。
古来、心に残る名文句は、特異な表現である場合が多い。思考において論理がすべてではなく、言語も文法だけでは律しきれない。論理と文法の手にあまる言語表現の多彩な機能ー黙説、転喩、逆説、反語、暗示など、レトリックのさまざまを具体例によって検討し、独創的な思考のための言語メカニズムの可能性を探る。在来の西欧的レトリック理論の新しい光をあてた『レトリック感覚』に続く注目の書。
札幌に生まれ育った著者は、中学に入学して初めて英語を学び始め、以来、ラジオ講座を中心に自分で勉強の工夫を重ね、高校入学と同時にドイツ語、フランス語に取りかかった。さらに、高校生は英語だけしっかりやればいいんだという周囲の声を無視して、スペイン語、ロシア語、中国語にも挑戦した。そして現在、開業医として「人種のるつぼ」ニューヨークで、四十数ヵ国語を操りながら多くの患者、従業員を相手に活躍している。著者がなぜ、どのようにして多くの外国語を学び、その結果何を得たか、豊かな経験を語ってもらおう。
すべての子どもは、文法の基本原理を生まれつき持ちあわせて誕生するが、3歳までにどのように天才的に言葉を習得するのか。脳内のどこかに文法の遺伝子を見出せるのか。人類史上、言語はなぜ、いかに発生、進化したのか。スラングや方言などは、言語の堕落を招くのか。世界をリードする少壮の心理言語学者が、言語本能論に基づき、言葉についてのさまざまな疑問に明快に答える。
人の身ぶりやしぐさはたいへん多様であるが、歴史にもまれながら形づくられてきた集団ごとの共通性もまた多い。ひとつひとつの動作、表情には長い社会的文化的経験が凝縮されているのである。しかし、そのように伝承されてきた無言の身体的知識は、情報化や技術革新の高波のなかで、今日、一挙に忘れ去られようとしている。本書は、世界各地で観察された身体伝承を記録し、その文脈を探り、変容の方向を示唆しようとする試みである。
自己主張がうまくできない人に人生の成功はあり得ない。G・スペンスが説く議論必勝の要諦
アメリカの天才的言語学者サピアが、天馬空を行くような想像力と透徹した洞察力をもって、言語の特質、言語と思考の関係、言語の要素、言語の音声、文法的過程、文法的概念、言語の類型、言語変化、音法則など、言語学の諸問題を原理的に考察し、さらに言語と人種・文化・文学とのかかわりに説き及んだ言語学入門。
私たちの忙しさの一因は会議の多さにある。多いばかりか、費やす時間も増えている。「会議社会」に生きる現代人にとって、会議の意味と役割は重くなる一方である。しかし、効率的・効果的な会議のもち方を知らないために、膨大な経済的・社会的ムダが生じているのが現状だろう。本書は、企業の戦略会議から地域交流まで、あらゆる場面で役に立つ斬新なアイディアをちりばめながら、チームパワーを最大限に引き出す会議の方法を伝授する。
その言葉づかいが仕事と人間関係をダメにしている。具体的状況を想定した実践的言葉づかいのテクニック。
外国語習得の成功には、他人に頼らず自前の流儀を編み出してゆく試行錯誤や自己点検が何よりも大切。なぜなら、外国語を学ぶということは、日本語の思考回路のスイッチを切り替えて生きることを意味するからだ。自分に合った方法ならば無理がないから続けられる。-どこにでもいそうな語学苦手人間を主人公に仕立て、ゼロから出発して失敗しながら工夫を重ね成功の道筋を発見してゆく物語の中で、どうしたら挫折せずに外国語を習得できるのか、そのきっかけと学習法、成功を左右するポイントを懇切丁寧に指南する。これから外国語を初めて学ぼうとする人、久しぶりにやり直そうとする人に最適。
外国語を知りたい、日本語を深めたいーことばに興味のあるすべての人に贈る、「にぎやかな言語学」への招待。
小さな工夫が、人生変えちゃう!OL、主婦、ビジネスマン…。フツーの人が実際にやっている時間テク・英語マスター術・夢をかなえるあれこれを、エダヒロ流にご紹介。
いま地球上から、二週間に一つのペースで言語が消滅している。英語やスペイン語など優位言語の圧力で消えてゆくものもあれば、話者が激減してうまく継承されない言語も多い。歴史や民族的独自性を表現する言語が死ぬということは、人類の知的遺産の喪失を意味し、世界の多様性を脅かすものである。現在、危機に瀕している言語は六〇〇〇前後といわれる。危機言語を守るために、できること、そしてなすべきこととは何か。