打ち合わせ、プレゼン、報告・指示から、企画書、就活、SNSまで。より早く、的確に、ラクして「なるほどたしかに」「そうきたか」「いいね」「ある気がする」「やってみよう」をつくるメソッドの話をします。人の心をつかむプロが教える結果、評価、印象が変わる言葉力の磨き方。スッと消えてしまう言葉、強く残る言葉の違いは、ちょっとしたこと!
意外と書けない、短くてわかりやすい文章を書く技術!言いたいこと、思いが伝わるなるほどの技法!新聞一面の短文コラムを書き続けてきた著者が明かす、何をどう書くか、短くするコツ、言葉の選び方などなど、実践的文章教室!
翻訳家兼大学教員40年翻訳書600冊。翻訳にはじまり、英語、日本語、表記、古辞書、サリンジャーまでー華麗なる脱線。金原先生の公開講座。
対立を乗り越え合意に至る「議論力」。近頃SNSなどを見ていると、声が大きい人、相手を言いくるめるのが上手い人が発言力を増しているように思われる。「声が大きい方が勝ち」「言い負かした方が勝ち」-それは間違いである。論破、反論よりも本質的で大切な力、それが「議論力」だ。異なる考え方、ものの見方をする他者と建設的な議論を行い、合意形成に導くスキルが身につく決定版!
フレーゲとラッセルに始まる現代の言語哲学、そのエッセンスを分りやすく集約する。
民族学者としてこれまで半世紀にわたって世界を各地を歩いてきた著者は、フィールド・ワークに際してそれぞれ現地の言語を学び、実際に用いてきた。学生時代の朝鮮語に始まり、チベット語、モンゴル語、ペルシャ語、フランス語、スワヒリ語、スペイン語…。数々の外国語習得の体験、さまざまな民族との出会いを回想し、日本語の将来を語る。
様々な言語・民族・宗教が渦巻き、ヨーロッパの火薬庫と呼ばれたバルカンー言語地理学を志した著者の初の海外調査先は、その中でも危うい平和と統一を保っていた旧ユーゴスラヴィアだった。暖かい人々と複雑な民族社会の中で言語調査に取り組んだ日々をユーモアと哀しみをこめて語る。言語学者のバルカン体験記。
レトリックとは本来、危険で、狡猾で、邪悪な技術である。雇い主のためなら、たとえ「正しくない」ことでも「正しく」論証してしまいかねないような技術なのだ。この本は、現在あまりにも偽善的な評価によって正当性が認知されつつあるレトリックを、その居心地の悪い「陽のあたる場所」から救い出し、再びそれにふさわしい日陰者の位置に追いやろうというこころみである。
翻訳事始の時代から今日まで、日本の翻訳はいったいどこまで進んだのか。きりっと引き締まった二葉亭四迷の翻訳に引き比べ、掃いて捨てるほどの代名詞の山、時制にがんじがらめ・辞書丸写しの文体、言わずもがなの迷訳・誤訳。「翻訳に不可能はない」と言いきる著者が、自らの血のにじむような実践を振り返りつつ開陳する翻訳論の決定版。
「パンと愛と夢」があれば生きていけるイタリア人。「米と仕事と哲学」で生きている日本人。そんな二つの対照的な文化を取り持つのに不可欠なのが、通訳である。日本最強のイタリア語同時通訳と謳われる著者が明かす、爆笑エピソードの数々。この本を読めば、イタリアがますます楽しめる。
黙っていたら誰にもわかってもらえない!“言葉”は自己主張の最強の道具。どんな相手もたちまち心をゆるしてしまう驚きの会話術。
スピーチは、日本人がもっとも苦手とするものの一つだが、田中角栄元首相は、強烈な説得力をもった演説によって、長く政財界に影響力を与えつづけた。豊富な「角栄節」実例を徹底分析、天才の名人芸の極意を盗み学び、スピーチ上手を目指す!!1項目が3分間でマスターでき、みるみる上達するノウハウ満載!!結婚披露宴、新年会・忘年会、祝賀会、追悼・法要などですぐに使えるスピーチ実例も収録。
ノーム・チョムスキーは、言語学者・社会変革者として、とても重要であり、今世紀で最も興味深い人物の一人です。「チョムスキー」は二人います。一人は言語と人類の創造性に新たなる展望をもたらしました。もう一人は、社会的な不正や国家による暴力を、たとえそれが世界のどこで起こったものであっても、激しく非難してきました。どちらのチョムスキーも、啓蒙思想の伝統の後継者といえるでしょう。
現代言語学の祖が与えた強烈なインパクトとは?言語という巨大な謎に取り組み、「体系性」「関係性」「示差性」など真に革命的な概念を作り出したソシュール。二〇世紀の思想展開の起爆剤となった独自理論を解説する。
当たり前の日本語、知っているはずの言葉でも、正しく使えているとは限りません。心をこめた話し方のコツがわかれば、「気もちのいい人だね」「素敵な人ね」と好感をもたれることまちがいなし。聡明に、印象深く。同じ「ひとこと」も、言い方ひとつで、品格あふれた言葉に。言葉はあなたの人柄を伝えます。背筋を伸ばした美しい言葉づかいは、かならずあなた自身を磨いてくれるはず。