クールに知的に会話をあやつりたい方へ。酒落た話術の見本帳。
海外帰国子女はみんな英語ができて、発音もすばらしいのだろうか?国内だけで勉強したのでは、バイリンガルになれないのだろうか?私たちが知らず知らずのうちに受け入れているバイリンガルにまつわる「常識」の洗いなおし、外国語を身につけるための条件を科学的に考えなおす作業をした本書の結論は、バイリンガルになりたいという希望を持っているあなたを、きっと勇気づけるに違いない。
本書では、論点の整理法や客観的資料の使い方を通して、こうしたディベートのエッセンスを詳しく解説し、さらにディベート思考法を応用したユニークな英語学習法も紹介する。
コミュニケーションの手段として使われている言語以外の記号を収集した事典。音声・文字の代替記号や作業・動作の指示記号等、各記号が使用される分野別にまとめて掲示する。各記号の意味内容や使い方のほか、その世界での記号の出自(歴史)や記号の組み立て方の方法などに関する解説を記す。巻末に記号の名称を五十音順に排列した項目索引がある。
英・独・仏・西・伊・露語-の豊富な体験に裏づけされた「日本人にあった」効果的語学上達法。
言語学からの新しい提言です。アリストテレス以来、未だ定説を見ていない“メタファー”の分析、ベルクソン、フロイトたちが追究してきた“笑い”の本質-これらの永遠のテーマに、今世紀最強の武器をひっさげて、挑む。
「たけやぶやけた」などのような回文・回文語2297種を115の項目に分けて収録したことば遊びの事典。
遺跡の発見にとってもたらされる古代の文字。これらの文字の解読への道は困難ではあるが、計り知れないほどの意義を持ち、これほど古代へのロマンをかきたてられるものはない。ロゼッタストーンの象形文字の解読に13年を費やしたシャンポリオン、粘土書板からノアの方船の話に似た洪水の物語を含む『ギルガメシュ叙事詩』を見出したジョージ・スミス、シベリアで見つかった古代トルコの文字、ケルトのオガム文字、梵字の起源…失われた文字を解読し、古代文字への挑戦の歴史を概観するとともに、現代の暗号をも読み解く「解読」について多方面からアプローチする。
名付けの際に有用なキーワードを集めた、項目数7700のマルチ・リンガル辞典。総単語数53900余を収録。日本語の五十音順の見出しから、英語、ラテン語、ギリシャ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語の各単語が同時に引ける。
本書は、生成文法をできるかぎりやさしく解説。もうチョムスキーはこわくない!はず…。
表現の「うまい・へた」に能力は関係ありません。正しいトレーニングで、誰でも必ず「話せる人」「書ける人」になるのです。
日本人の英語の「知識」は世界のトップレベルなのに、なぜ話せないのか。外国語教育は偏差値とは無縁のもの。外国語は自転車乗りや水泳と同様、一度覚えたら忘れないはずなのに、知識としてしまいこんでいるからである。教養として外国語を学んだのは昔の話。今やコミュニケーションの道具として使いこなすのが肝要。コミュニケーションができれば、しぜんに外国人の言語意識や文化も理解できる。どうしたら効率良く学べるか。学習者に合った道具選びをする教師は何をすべきか。慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスで、新しい外国語教育に挑戦し、成果をあげた、ユニークな教授法・学習法を紹介する。
出版、産業、映像、舞台…さまざまな翻訳の現場を日本で一番踏んでいる著者が、誰もが知りたくても知りえずもどかしかった翻訳世界の核心をズバリ語る。翻訳料はどう決まり、翻訳者はどのように選ばれ、食べていける翻訳とはどのようなレベルのものなのか、さらには、夢の印税生活を勝ち取った翻訳者たちのノウハウ、インターネットによる翻訳オーディションの試みなども紹介。翻訳家志望者、翻訳者はもとより、語学教員、翻訳書編集者必読の書である。
「国語」や「標準語」は、どのようなメカニズムから作りだされるのか。本書は、社会言語学の分野で二十世紀後半に誕生をみた言語政策という新しい考えを紹介し、その科学的実践方法を具体的に詳しく解説することで、言語と社会の関係を考察するための明快な視座を提供する。多言語主義やクレオール文化を考えるためにも必読の書。
朗読・ナレーションに挑戦しながら相手に届く「声」と「表現」を基礎の基礎から身につけます。正しい発声。美しい発音。豊かな表現。プロの実演を参考に、楽しみながらトレーニングできるオリジナルCD付。
本書はこんなあなたのお役にたちます。何を話題にしたらいいのかわからない、会話がはずまず白けてしまう、長電話が切れない、ノーが言えない、いつもケンカになってしまう、わかってほしい“あの人”にうまく伝わらない-苦手意識が自信に変わる本。
たとえば、「最初に言うか」「最後に言うか」で印象がこれだけ違う。
英語であれ、日本語であれ、文章の極意に変りはない。アメリカの出版界を支えるベテラン・エージェントが明かすボツにされないための知恵。
インターネットから映画タイトルに至るまで、あらゆる分野で国内に侵入してくる英語。さらに、日本経済の衰退、英語第二公用語論の登場などにより、日本語の地位は脅かされている。一方、敬語と文法、カナ・漢字の使い分けの難しさ…日本語そのものにも国際化を阻む要因は数多い。このような内外の圧力によって、日本語はこのまま絶滅していくのだろうか。本書では、日本語が置かれている現状報告と他言語との比較による難易度の客観的データを通して、その生き残り策と未来像を探っていく。