フォーマルな「ものの言い方」は言葉のやりとりの「一種のゲーム」で、ちゃんとルールがあります。この本をぱらぱら眺めてみれば、「なんだ、こう言えばいいのか」と目のまえがきっと明るくなると思います。いま、その人の知性・家柄・ステイタスはちょっとした「口のきき方」から。本書が示す実用的な1000の定型をさっそくに活用して下さい。
われわれを取り囲む文化とは、巨大な記号の体系に他ならない。言語においても単語はそれぞれの意味をそなえた記号であり、それらが集まってできる文は複合的な記号となる。想像力ないし創造力を駆使して微妙な言語現象を分析・解読するレトリックの認識こそ、記号論のもっとも重要な主題なのである。言語学を越えた〈記号論としてのレトリック〉の領野を呈示した著者のレトリック研究の集大成の書。
文化記号論は、言葉を人間の心の働き、すなわち精神の創造的な営みとみなすことから出発し、文化現象のすべてを言語記号の総体として捉える。哲学・文学・社会学・人類学等、あらゆる人文科学の基盤としての中心的役割を担うに至った文化記号論の現在を多面的に考察。意味論・修辞学等の基礎理論から、記号論のめざすべきアクチュアルな課題までを明確に論じた、第一線言語学者による必携の好著。
夏目漱石、小林秀雄、井上ひさし、筒井康隆、ロラン・バルトらの散文表現を素材にして独自の言語理論を展開。佐藤レトリック学の「実践篇」の位置を占める会心作。
「ことばの写真法」といわれる速記は、話し言葉をらくらくと筆記できるよう工夫された特技。会議のメモ、講演や講義のノート、仕事の指示、テレビやラジオなど、書きたい情報はたくさん。だれでも使える「大衆の速記文字」をめざす「早稲田式速記」は覚えやすいのが特長。速記特技であなたの世界が広がります。
他者とのかかわりなしに、人は言葉をもつことができるだろうか。この問いにひとつの答えを与えた少女がいた。1970年秋のロサンゼルス。誕生以来13年間、父親によって小部屋に閉じ込められてきたジーニが発見された。やせ細った少女は、泣くことも叫ぶことも知らなかった。精神科医、心理学者、言語学者、教師らによる研究チームが組まれる。少女は、またとない実験台として迎えられた。やがて少女は笑うことを覚え、他人に愛着を示しはじめる。しかし…。人間らしさをとりもどすため、科学に身を委ねざるをえなかった少女。その足跡を追い、人が人として生きるために必要なものとは何かを深く問う。埋もれた事件の全容を明かす迫真のドキュメント。
本書では、日本人が最も苦手とする論理的思考の身につけ方や議論のしかたをはじめ、説得・交渉といったビジネスに直結するテクニックまでを総合的に解説。議論に負けないチカラを養成する画期的なディベート入門書。
自分の考えを正確に伝えるためには。「根拠をしめして結論を述べる」。論理的な話しかたを身につけよう。「話しかた」にも基礎があります。われわれ日本人が苦手な「論理的な発言」の基礎を本書で身につけてください。
社会から見ることば、ことばから見る社会。さまざまな言語の姿に焦点をあて、人間の言語能力が社会でどのように現われているか、その複雑な関係を明らかにする。
米全屈指の法廷弁護士G・スペンスが説く議論必勝の要諦。自己主張ができない人に、人生の成功はあり得ない。40年間、「議論」で負け知らずの著者が説き明かす必勝の自己主張法、最強の自己実現セオリー。
ディベートは、たんなる議論や討論に勝つためのテクニックではない。日本人がもっとも苦手とする、理論的に考え、論理的に表現する能力を飛躍的にアップさせる“知の方法論”なのである。-本書は、ディベートの具体的なやり方はもちろん、論理的な思考力の高め方、そして議論に負けないための絶対法則までをズバリ解説。会議やプレゼンなどですぐに役立つ画期的なディベート入門書。
日常あたりまえのように使っている言語。しかしその本質をつかむのは簡単ではない。これまで人間は言語をどのようにとらえようとしてきたのか。あらゆる言語に共通する性質は存在するのか。本講座全体の基礎として、言語についてのさまざまな考え方と最新の情報科学的見方を紹介し、言語を科学的にとらえるアプローチを提唱する。
自分の言いたいこと、考えていることを、筋道を立ててわかりやすく、しかも正確に伝えられるかどうか。その技術の有無が、ここ一番の人生を決定することがある。まして相手を説得し、納得させなければならないビジネスの世界では、説明上手になることは成功の必須条件といってよい。説明のメカニズムから説得能力の高め方まで、説明上手になる秘訣を徹底解説したビジネスマン必読の一冊。
業務に欠かせないはずの会議が時間の浪費になっていないか?成果の上がる会議を効率的に行う全てのノウハウを120項目、図表とともに紹介。
まずは、今の自分からほめてみよう。「癒し癒される」魔法をお試しください。
場があらたまったり、人数が増えたりすると、思ったことの半分も言えない…。話に対する「苦手意識」が頭をもたげてくる…。急に話し下手になってしまう…。実は、ほとんどの人がそう意識しているのです。「自分だけ」ではないのです。上司・部下・お客様に対して、自分が言いたいことをしっかり伝えることができれば、不要な行き違いが発生することなく、スムーズに仕事が進んでいきます。本書は「自分は話しベタと思っている誤解」を解き、「上手な話し方」に関する正しいノウハウが短時間で、身につくように構成されています。
ヨーロッパの31の言葉を対照させた辞典。基本語彙100語を、それぞれの言語に対照させた一覧表を収録。