〈意味〉を帯びて立ち現われる世界。そこに帰属することと逃れることの厳密な同根性を提示する。
ヨーロッパとは何か、ヨーロッパはどこから来て、どこへ行くのか…。歴史と文化の深層を理解するための、最高の執筆陣による画期的書き下ろしシリーズ。
「必然性」に対する考え方が根本的に変った70年代以降の言語哲学。「新しい指示論」のルーツを探り、可能世界論の射程を測る。
19世紀以降の伝統的言語学において用いられた述語1500を解説したもの。排列は術語の日本語訳による五十音順。巻末に古今東西の言語学者420名の経歴・業績を記した人名解説、欧文と和文の総索引がある。-世界最大の言語および言語学の百科全書。
20世紀言語科学の礎となった比較言語学に、今また大きな関心が寄せられている。最新の知見をもりこんで生き生きと描きだす比較言語学の新世界。
ロシア・ポーランド文学専攻でありながら、ハーバード大学で博士課程を送った貴重な体験をもつ著者が、アメリカにおける東欧移民の文化や言葉の問題、二カ国語使用者(バイリンガル)達の苦闘をユーモアたっぷりに綴ったエッセイ集。言葉の達人たちにもこんなに複雑な悩みがあったのだ。本書を読めば外国語を学ぶ勇気が湧きます。
人間は堕ちた天使ではなく舞い上がったサルである。人間の遺伝子構造の98.4%までが、チンパンジーのそれと変わらない。われわれは一体何者なのか。あの『裸のサル』で提起された問題点への30年目の回答。
紀元2世紀からヴァイキングたちが用いたルーン文字は、その独特な形体とともに、呪術的要素や文字に付随した神話的図像によって、人々を魅了してきた。本書では、スカンディナヴィア半島はじめゲルマン民族が活躍した各地に残る銘文を解説し、ルーン文字の発展史をみる。ファミコン、アクセサリーで人気のルーン文字。類書が少なく、長らく待たれた格好の入門書。
哲学・文学・政治学等を学ぶ人のための現代言語学の代表的名著。デカルト、ソシュールを経て今日にいたる言語学・言語研究の歴史と世に「チョムスキー革命」として知られる変形生成文法理論の精髄を平易に解説したユニークな入門書。
「認知意味論」からの越境。日本語使用の具体例を取り上げながら、意味を生み出す内面の営みとその社会的相互作用を、はじめて明示する挑戦作。言語学、認知科学、社会学などの諸分野に革新を迫る理論モデルの登場。
アメリカのTOEFLなどにも応用され、欧米の言語テストでは常識となっている理論が「項目応答理論」である。これは、受験者のレベルや条件などに左右されないで、言語能力をある一定の尺度で測定できる新しいテスト理論であり、本書は従来の「古典的テスト理論」と比較しながら分かりやすく解説した、日本初の入門書である。
インターネットを調査のために活用したい。本書はそんな皆さんにインターネットを「実用ツール」として徹底的に使いこなすコツをご紹介します。まず情報を検索しアクセスする方法を分かりやすくお教えします。そして、様々な情報アドレスをすべて親切なプロフィールつきでリストアップしました。
G.レイコフの認知意味論と、R.W.ラネカーの認知文法論を中心に、認知言語学の基本概念と最新理論を分り易く解説。認知言語学の基本的な考え方から最新の理論までカバーしているので、入門書としても、また、最新の理論の解説書としても最適である。
翻訳家として自立するにはどんな修業が必要なのか。どこに気をつけるべきなのか。現場の第一線で活躍する著者が、実際の訳文例を添削しながら、具体的かつ丁寧に翻訳テクニックを伝授。語学力、調査力、表現力がものをいう翻訳の世界を徹底的にガイドする。
英文解釈から翻訳へ!「学校文法」や「訳読」技術の可能性と限界とは?受験英語を足がかりとして、より正確な英文理解の方法を説き、さらに読みとった意味を的確な、わかりやすい、美しい日本語で表現する方法を考える実践の書。
日本人が苦手とする論理的思考のイロハを解明し、ディベートのスキル向上のための基本的ルールを図示する。論理を結びつける「哲学」の必要性を強調する。ディベートの正しい使い方をインプリント(刷り込む)する。学校ディベートから実社会でのビジネス・ディベートまでをカバーしている。
顔見せ、寄り合いのだらだら会議を脱皮し、よりスピーディに充実した結論を導きだす、キビキビとした、創造的で一体感のある会議を開くには?会議の本質を解き明かし、司会者、参加者の役割から、準備・進行・フォローの基本原則、成果を高めるヒントまで、目の覚めるノウハウを満載。