歌は世につれことばも世につれ。戦後ことばの40年。辞書にあることばだけでは今日を生きて行けない。ことばは変わる。いつも動いている。いっときの誤りであるのも、やがて慣用されるのもある。それはマスメディアのなかで生成するだけでない。庶民の巧まないふだん着の生活からも生まれる。日本全国津々浦々、読者の投稿によって支えられた、雑誌「言語生活」の人気コラムの総集篇。情報満載、3日経って思い出す、巷に生きた《ことばの世相誌》。
bit創刊20年記念出版。ACMチューリング賞はコンピュータ科学者に与えられる世界最高の賞である。本書は、チューリング賞が制定された1966年から1985年までの20年間の受賞記念講演22編を収録したものである。
本講座は、エキスパートシステム等の開発にあたるKE(ナレッジエンジニア)が前提として知っておくべきAIの基本知識から開発に必要な技法まで、一貫した構成と水準を持って構成されたKE養成のための標準的なテキストブックです。
企業を競争優位に導く「戦略的情報システム」のすべて。経営情報システムの基本的原理から、その仕組、役割、最新の問題までをわかりやすく解説。
面白い人だ!明るい人だ!ユーモアのある人だ!こんな人間になりたい人は、是非この本を読んで下さい。人を笑わせて人間関係をよくするタネがギッシリ詰まっています。
ポチェブニャー、ヤンビーンスキー、シュクロフスキーらの影響下、絵画、詩、詩論の坩堝からスタートし、常に言語学者、言語使用者の中間に位置した革命児の軌跡。
教父たちの聖書解釈学とスピノザを原点とする古典的文献学とを〈解釈の戦略〉の二つの歴史的類型として検証し、人間の本質的活動としての〈象徴〉とその〈解釈〉を総合的視点から捉えなおす試み。『象徴の理論』続編。
地球時代・世界時代に向けて、今ほど積極的対応が求められている時代はない。人類社会の中では、制度、生活様式、言語・宗教、技術など多様なバリエーションと価値系が存在するという文化相対主義的な視座からの、いわば“人類学的思考”による時代認識が求められているのである。本書は、第一線研究者による最新のフィールドワークの成果をもとに、トータルな「人間の学」としての人類学の拡がりを提示する格好のリーディングスである。
本書では、依頼編では事前の心得にはじまり、依頼の方法、依頼後の心得、さまざまな状況に対応した依頼の実用例、依頼のトラブルに関する上手な対処方法、そして断り編では、依頼のきき方、断るときの心がまえ、断るタイミング、断りの方法、さまざまな状況に対応した断りの実用例、トラブルと反駁状など、円滑な日常生活を送るためのポイントやアドバイスを豊富に取り上げました。依頼編・断り編ともに手紙・ハガキ・面談・電話など、シンボルマークを付けて活用しやすいよう編集してあるのも特徴のひとつです。
量子力学を創始し、不確定性原理を発見した不世出の天才物理学者による哲学著作。大戦下に書かれながら長らく未発表のままであったが、言語・化学・象徴・創造力などを説いて今日に届く。
「ポストモダン」と形容される状況の中で、社会を考えるための枠組はどうあるべきか。「近代」的な社会像がもはや有効性を失って久しい。本書がめざすのは、ポストモダン状況に対応しうる新たな社会像の提示である。著者は、言語哲学・レトリック・文学理論などの知見を大胆に導入して、従来の実証主義的な社会科学の虚構性を暴き出し、社会を「テクスト」として、つまり実体ではなく言語による構築物として捉えることを提唱する。かつ、抽象論に自閉することなく、あくまで生活世界への視線にもとづいて、社会学の主題を組みなおしてゆくのである。
読し方のプロフェッショナル三人が、話すことの楽しさ、こうすれば失敗しない話し方のコツを鼎談と12のコラムで教える決定版「話し方読本」。
本書は英語教授法の源流を蘭語教授法に遡り、外国語教授法の歴史を明晰に論述した労作である。
本書は豊富な文例と、これさえおさえておけば失敗のないスピーチができる組み立てのポイントを、さまざまなビジネスシーン別に構成、編集してあります。
高く揺ぎなく聳える本居宣長の国文学。しかし著者はその根底に、若き日の宣長を新しい学問へと駆り立ててやまなかった人間の熱い秘密を探り当てる。人は何のために学問をするのか。学問とは何か。根源的な疑問に答える巻頭講演を初め、上代文法・日本語系統論など11の論文を収録。既に巨きな業績をあげながらなお未知の真実の解明を目指して前進する著者の、方法と行動と情熱が凝縮した論文集。