近年その研究の進歩が著しい第二言語習得研究の分野で、これまでに何が研究され、何が解明されてきたのかを、分かりやすく、かつ詳細に解説する。また、どのようにデータを収集・分析し、その結果をどのように論文の形にまとめればよいのか、第二言語習得の研究方法についても紹介する。
項目数約1万1千、中国語・韓国語にはカタカナ発音付き。さらに、中国語にはピンイン、韓国語には漢字情報も併記。覚えておきたい基本会話も収録。
近代日本の翻訳論の歴史を、明治・大正期から昭和期にかけての代表的テクスト31編と、現代の翻訳研究者によるそれらの解題を通じて総合的に批評する、画期的で初の試み。翻訳研究の邦語必読文献。
私たちは、ことばを通して世界を見たり、ものごとを考えたりする。では、異なる言語を話す日本人と外国人では、認識や思考のあり方は異なるのだろうか。「前・後・左・右」のない言語の位置表現、ことばの獲得が子どもの思考に与える影響など、興味深い調査・実験の成果をふんだんに紹介しながら、認知心理学の立場から明らかにする。
すべてを「ウザい」の一言で済ませてしまう大学生。「いまのお気持ちは?」以外に聞くことができないマスメディア。会議の席で言いたいことはあるのに発言できないOL。問題が勃発するたびに口を閉ざす政治家…。日増しに感じる日本社会の停滞は、言葉が圧倒的に足りないことが原因なのでは?こうした閉塞感を打開するべく、「豊かな言葉とたくさんのおしゃべりこそが、これからの日本を救う」と岡田センセイは立ち上がった。教育現場、会社、メディア、国会など、さまざまな例をあげながら、日本の現状と未来について語り尽くす。言葉の問題をとおして考えた“現代日本論”。
17年間、人前に立つ機会から逃げ続けた著者があがりを克服した方法とはー極度のあがり症を克服した著者が教える、人前で話すときオドオド・ビクビクしないコツ。
言語コーパス研究における統計利用のための、本格的入門書。言語学者と統計学者のコラボレーションによる執筆・編集。英語研究と日本語研究の両方に対応。CD-ROM収録のソフトウェア・分析用データで研究の手法を体験しながら学べる。
“travel”(旅)と“travail”(苦労)とは同じ語源のことば。多少の苦労は厭わずに、「ことばの世界」に旅立とう。不思議で興味深い世界が、そこにある。
なぜ彼のまわりには人が集まるのか?父・純一郎の教えー入魂の言葉を武器にする。パフォーマンス学のプロが、「伝える力」の磨き方を徹底解説。
昔の日本人はどのように話していたのか。『万葉集』の漢字の使い分けやキリシタン資料などから話し言葉を再現し、古代から近代まで言葉が次第に変化する様子を解明。形に残ることのない「話し言葉」の歴史を考える。
現在われわれが日常的に使っている文字「漢字」は、その源流を古代中国の「甲骨文字」に持つ。その字形や意味は、驚くべきことに現代日本の漢字とつながっており、その原初の姿を尋ねることで、自分たちの文字により豊かに接することができるのだ。本書では、甲骨文字にも多く原形が見られ、日本語の基礎ともなっている教育漢字三百余字を収録。漢字文化を愛する人の必携書。
男であれ女であれ、生まれてきたその場所をもっとよく知るためにー。イギリスの女性研究者が、幅広い文献・資料をもとに描き出した革命的な1冊。図版多数収録。
コトバの使い方と認識の関係を知れば、人生はずっと生きやすくなる。不必要に悩んだり、人間関係でトラブルを抱えたりしないための、認知心理学からのメッセージ。
占い師や自称サイキックが使用してきたことでも知られる禁断のコミュニケーション術を、体系的に解説。現役マジシャンである一方で、セールス・マネージャーの経験等を通じてビジネスの現場にも通じた著者が、豊富な実体験に裏づけられた確かなテクニックを公開する。世界中のコールド・リーダーが密かに参考にしてきたバイブル、ついに邦訳。