言葉のしくみがわかれば、語学は上達する。
1990年代以降、英語圏で急速な発展を遂げている翻訳研究(Translation Studies)。そうした学問的な活況を反映して出版されたRoutledge Encyclopedia of Translation Studies,2nd edition(2009)の第1部(一般概念項目)から、とくに日本人読者にとって重要と思われる27項目を厳選して訳出した。日本版オリジナルの情報も追加し、「意訳か直訳か」といった狭い議論から解放された翻訳研究の可能性に満ちた世界への入門書として編纂した。
研究の進展が著しい認知言語学とその関連領域の用語を、原則1ページで分かりやすく解説。改訂にあたっては、その後の研究成果を踏まえて、旧版の記述を見直し、用語も大幅に追加。「認知言語学を学ぶ人のための基本文献案内」を新たに付録として掲載。学生・研究者必携の事典。
この本は、生態心理学の観点から日常の言語表現の意味を見直すことでどのような展望が開けるかを見ていきます。言葉について、言語学にとどまらない幅広い知見を踏まえて考えていきます。人間が周りの世界をどのように経験しているか、それが言語にどのように現れているかを見ていくことで、世界が自分や言葉とどうつながっているかが広がりをもって見えてくる喜びを味わってください。
世界に通用するために外国語を勉強しなければ!そんな気持ちを脱力させて、言葉本来の面白さを感じ取りたい。古本屋で知らない外国語のテキストを買ってみたり、時には現地にいってみたりとあちこち思考をめぐらした結果がこのエッセイに詰まっている。しかも、外国語をもっと楽しく勉強したい人へ向けたアドバイスとして読める。文庫化に際して未収録作品多数!
15か国語を操るマルチリンガルが明かす、日本語が話せれば、世界中の言葉が話せる!?マルチリンガルだけが身につけている「音素」を世界ではじめて語学学習に応用!あなたの語学の才能が開花する!全言語対応。
保護者・来賓・学校代表のスピーチ原稿のヒントや書き方、実例を豊富に紹介。謝恩会の進行や、あがらない話し方のアドバイスも。
あがりを科学的にとらえ根本から克服する方法。新たに、スピーチ不安を対象とした章と、あがり症の根幹である「脳」の問題についても分かりやすく加筆した。
この地球には数えきれないほどさまざまな言語がある。あなたに合う“ことば”を見つけよう!愉快な図版多数収録。
生成文法による言語研究の「革命」開始を告げる記念碑的著作。句構造や変換構造などの抽象的な言語学的レベル、言語の一般形式に関する理論、文法の単純性の概念などが、人間言語に対する深く透徹した洞察を与えることを立証する。併録の論考および訳者解説では本書の知的背景を詳細に説明し、その後の展開も概観する。
気鋭の認知心理学者が膨大な実験を通して、発達期の子どもがさまざまな概念を言葉と結びつけ、脳内の地図に瞬時に書き込んでいく驚くべきメカニズムを徹底的に解明。その仕組みを応用し、母語を習得した後に外国語を学習する際の効果的な方法も提案する。
×協力して→○お力添え、×教えて→○ご教示、×読んで→○ご一読に変換!すぐに使えて印象がガラッと変わる!“大人の言葉遣い”。
地域の活動や同窓会・サークルに参加する人のための本。豊富な実例と、進行・流れに沿った解説。あいさつ・スピーチだけでなく「司会進行」のノウハウも紹介。おつき合いに必要な冠婚葬祭でのあいさつも紹介。
言語研究は日常の素朴な疑問から始まる。ことばのおもしろさ・奥深さの発見と研究テーマの発掘をこの一冊で。
新しく覚えることはナシ!お金も時間もかからない!今までにない「話し方」の本!本書は、インド人のようにおしゃべりになって、自己主張をしなさい、という本ではありません。世界でも有数な会話力を持つインド人から学べば、人脈が広がる!金運・収入がアップする!人間関係・恋愛もうまくいく!
「話のおもしろい人」は、相手によってカメレオンのように言うことを変え、女のネイルをチェックし、おみやげにガリガリ君をもっていく。「話のつまらない人」は、『半沢直樹』のように自分を押し通し、女のメールをチェックし、おみやげに高級アイスをもっていく。さて、そのワケとは…。数々のヒット商品の“かげの仕掛人”が教える、話しベタでも相手をおもしろがらせる“無敵の法則”とは!
言語を書き表す体系としての文字について、その役割、表音文字と表意・表語文字、表音の種類、歴史、文字使用の心理、文字の社会言語学などを総合的に扱った文字の言語学の入門書。インターネットによって文字によるコミュニケーションが飛躍的に増えていることもあり、文字の実際的な重要性は増し、文字とそれによる書き言葉は、言語の本質に影響を与えるものと考えられるようになってきた。本書はこうした観点から、アジアの主要言語に通じた著者ならではの豊富な事例を挙げながら、現代の文字論をわかりやすく俯瞰する。