「ワマナ」さんと「サタカ」さんは、どちらが優しく、どちらが気が強くサバサバしているだろうか?聞いたことの無い名前からでもその印象を感じることができる。この現象は「音象徴」と呼ばれ、ことばの音と意味の関係を考える上でいま注目を集めている。本書では、「メイド喫茶のメイドさん」「ポケモン」「ピコ太郎」などの身近な題材を例にしながら、音の科学である「音声学」という学問へと誘う。これまでにない楽しく分かりやすい音声学入門。
女子力、加齢臭、草食男子、婚活、美魔女、おひとりさま、イクメン、インスタ映え…。これら、どこからともなく現れて一般化した造語を、著者は「社会記号」と呼ぶ。そして、それは世界の見え方を一変させ、マーケットを支配していくという。では、「ことば」はどのように生まれ、どんなプロセスを経て社会に定着していくのか。なぜ人は新しい「ことば」を求めるのか。本書は、マーケティングのプロと研究者がタッグを組み、それぞれの視点で「社会記号」について考察。人々の潜在的欲望をあぶり出し、世の中を構築し直す「社会記号」のダイナミクスに迫る。
外出すれば道端の人が自分の悪口を言っているのではないかと怯え、人前に出ればアガってしまい一言も発することができないまま、場を後にするー。青春時代、そんな「コミュニケーション障害」、俗にいう「コミュ障」に苦しんでいた吉田照美が、悩みぬいた末にたどりついた「コミュ障ならではの会話術」を初めて明かす。「滑らかな語り」をもてはやす現代の風潮に抗う、「うまく喋ることを目指さない」話し方、そして吉田の考えるコミュニケーションの本質とは。
英語から日本語へ翻訳のコツ、スッキリまとめました!翻訳者を目指す人から品質向上に悩む人、ビジネス・ライティングがうまくなりたい人まで、実践的な78のスキルから学べる「翻訳作業の勘所」。品質向上に活用できる「翻訳チェックポイント表」付き。対象レベル:初級レベル以上。
毎朝1分、毎晩1分。怪人二十面相、吾輩は猫である、外郎売、平家物語、初恋、おくのほそ道、智恵子抄、舞姫、細雪、小さき者へ、五十音、草枕、秋刀魚の歌…etc.おなじみの名文を読めば心とカラダがスッキリ!!音が奏でる文学作品散策。
「デキる人」の話し方が、マンガだからサクッと読める!最速で身につく!親しい人とは話せるものの、元来口下手な新入社員・リリコ。転職先で配属されたのは、なんと、大の苦手な「コミュニケーション」を扱う広報課だった。焦るリリコの前に現れたのは、論理のカリスマ、入口先生だったー。人生を変える「論理的な話し方教室」が幕を開ける!
ことわざとして羽ばたく前の、ことわざのタマゴ=コトワザたちが織り成す世相史・社会文化史。
「学習・言語心理学」は、「学習心理学」と「言語心理学」の2つを併せた科目である。本書では、学習と言語に関する認知心理学の重要な事項を幅広く取り上げ、専門家養成のための専門科目としての内容と水準をもつようにし、最新の研究成果も含めた。「学習心理学」と「言語心理学」を統合的に捉えた最良のテキスト。
公認心理師カリキュラムにおける「神経・生理心理学」に対応した内容を網羅。統合的な観点から神経心理学と生理心理学の基礎知識が身につき、学問そのものへの興味も喚起する最良のテキスト。
納得いく名付けができる、8ヶ国語ネーミング辞典。
家庭で誰でも手軽に始められる!幼児期から始める基礎学力づくりに最適。英語や算数などすべての教科の土台になるのが国語力。国語力が受験を左右する!おすすめ素読教材20選収録。
歴代4人もの米国大統領を支えた最強のスピーチライターが直伝。15年読み継がれる実践テキスト決定版!
TOEIC 300点台の日本人の両親のもとで育ち、旅行などの短期滞在を除いて海外在住経験はゼロ。まさに世間で言われる「純ジャパ」だった著者が、なぜ短期間で複数の言語を身につけられたのか?本書では、その理由と、著者が実践してきた外国語勉強法を紹介。英語、中国語、フランス語、スペイン語、韓国語…ほとんどすべての外国語はこれ一冊で話せるようになります。
本書はSperber and Wilson(1995)による関連性理論を用いて、翻訳も推論を用いた一般の言葉によるコミュニケーションの1つと考え、翻訳の諸現象を説明したものである。『ザサエさん』などマンガの翻訳、英語ジョークの翻訳、日英語ことわざの翻訳、ことば遊びの翻訳、外行語の翻訳、仏教用語の翻訳などを扱ったものである。
近年、動詞の語彙意味論で様態動詞と結果動詞、あるいは様態・結果の相補性という言葉がよく出てきます。この本では、これらの概念を提唱したBeth LevinとMalka Rappaport Hovavによる、事象スキーマに基づく意味表示を用いた理論を、筆者自身の考えによる修正も加えつつ、予備知識のない読者にもできる限り理解しやすいように、さまざまな具体例を挙げながら平易に解説。
話は誰でもできる。だからこそ、上手に話すことは難しい。日常の座談では、何を、どう話すか。大勢の聞き手を相手にするときに気を付けておくことは。声の出し方、間の置き方はどうする?一人で喋るな、黙りこむな。お世辞、毒舌、愚痴、自慢は、やりすぎると嫌われる。ほら吹き、知ったかぶりは恥ずかしい。人生のあらゆる場面で役に立つ、“話術の神様”が書き残した“話し方”の教科書。