慣用表現、難読漢字、敬語、カタカナ語…。日常会話やビジネスの現場で、あなたは日本語を正しく使えていますか?
『死の蔵書』や『異邦人たちの慰め』など、エンターテインメントから文学まで多様な作品を訳してきた宮脇孝雄が、数多くの翻訳実例も引用しつつ、翻訳のやり方を実践的に紹介。読めば読むほど翻訳者の苦悩と翻訳の奥深さがじわじわ伝わってくる一冊です。悩める翻訳者と海外文学ファン必読。地獄で仏の実践翻訳ゼミナール。
本書は、ダイナミックで発展めざましい翻訳分野の主要研究が分かりやすく解説された優れた書物である。ベストセラーの教科書で、世界中の翻訳コースで使用されている。著者は、各章ごとに理論を一つずつ検討し、さまざまなアプローチを検証していく。扱う例文は、英語を始めとし、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語など幅広い言語から取られ、日本語訳が添えられている。聖書、文学作品、詩、映画、欧州連合やユネスコの文書、旅行パンフレット、児童向け料理本、『ハリー・ポッター』の翻訳など極めて広範にわたるテクストを分析し、翻訳というテーマについてバランスの取れた構成となっている。各章は、主要な概念の説明、翻訳理論の概要をまとめた導入、翻訳付きの例文、事例研究、章のまとめ、討論と研究のための論点から成る。
声は究極の自己財産であるにもかかわらず、声の力を知り尽くした達人は少ないー。自分の声を「創る」ことがどれほど大切か。美声でなく、心。流暢さでなく、明瞭さ。人それぞれの個性で生まれるさまざまな正解、すなわち「自分の声」があるということに気づければ、あなたは人生の“財産”をもっと増やせます!
コミュニケーションとファシリテーションの教科書です。集団による問題解決、アイデア創造、教育、学習など、あらゆる知識創造活動における本当の協働を実現するために役立ちます。
「シャープで感じのいい」言い方ができる人の秘密は、自律神経のバランスにあった。「ゆっくり」「背筋を伸ばす」「笑顔で」「まず褒める」「自分からは話さない」などすぐ実践できる具体的な「言い方」から、健康で長生きできる「言い方」、メールで潤滑にゆく「言い方」など。「言い方」を変え、幸運を引き寄せる方法を自律神経の第一人者が伝授。
言語は、論理であるとともに呪術である。言語は、世界を秩序づける力とともに世界を根底から覆してしまう力を持っている。若き井筒俊彦が、考古学、人類学、言語学、宗教学、心理学、詩学の成果を消化吸収し、大胆に提示した「意味」の始原。いまだ知られていない井筒哲学の起源にして、その後の展開のすべてを萌芽状態のままに孕んだ“言語学原論”、待望の刊行。
これがフィールドワーク!未知の言語をどうやって調査するのか。狩猟採集に頼った暮らしをする先住民の居留区に一人飛び込んでの悪戦苦闘。消滅の危機にある言語に30年にわたって寄り添った貴重な記録!
まったく新しい「議論」の教科書。日常生活からビジネス、政治まで、あらゆるシーンで生じる意見の相違を合理的に解決するための分析力を養う。ディベートに強くなりたい人、コミュニケーション力を高めたい人、クリエイティブな思考法を身につけたい人、必読!
ビジネス、お金、人生の問題に100%役立つ!!数学嫌いの文科系の人間にも、人生で最高のツールが手に入る。数学とは問題を見つけ出すものである。誰も気が付かない問題を見つけ出して、一瞬にうちに解くーこれはビジネスでも同じで、結果が見えていることこそが数学的な思考なのだ。
本書では、情報の数理の初歩を学びます。情報の量を数字で表わしたり、情報伝達の速度を数学的に追求したり、情報通信社会に不可欠な暗号に利用される数学などをわかりやすく解説します。
イラッとしたとき、交渉、議論…“論破王”直伝の最強テクニック45!
2020年、小学校英語が大きく変わる。「教科化」され成績が付くことで、教師の負担も増え、苦手意識を覚える児童の増加も懸念されている。その時、親はどう子どもを支えていけばよいのかー。子どもを取り巻く英語教育の問題点を、言語、英語教育史、発達心理学など様々な視点で考察しながら、未来へつながる英語力を育てるための心得を説く。
この教科書は、ディベートの試合に向けて、一段一段、階段を無理なく上がっていくことができるように作りました。着実に階段を上がれるように、グループでの振り返りの時間をたくさん設けています。振り返りを仲間と共有することで、ディベートの構造を理解し、さらに自分自身が組み立てたロジックを客観的にみられるようになります。客観的にみることで、自分のロジックの弱点に気づき、そしてそれを補強するための方法を考え、それを試して確認し、さらなる目標を考える、というように、ディベートの力を養っていくことができるでしょう。
私たちの生活に欠かせない漢字。形が単純な字もあれば複雑な字もあり、読み方が易しいものもあれば難しいものもあって、それぞれに個性を持っています。本書は、そんな漢字たちをパズルで楽しむ一冊です。おなじみのものから見慣れないものまで、20種類以上のパズルをご用意しました。
「意識」という言葉は身の回りに溢れかえっているのに、それは何かと聞かれると、答えるのはなかなか難しい。しかし私たちがそれぞれ持っている外国語学習論の根底には、意識の役割に対する各々の認識が垣間見える。また意識と言語の問題は、私たちの世界の見方とも関係する。複雑だが魅惑的な意識の謎を、認知科学や言語学、哲学との接点から平易に解き明かし、読者を知的興奮に誘う。