日本語母語話者が普段なかなか気づかない日本語の様々な現象について、従来の優れた意味分析の手法に加え、認知言語学や日韓対照などの観点を視野に入れ、豊富な実例を基に、多様な角度から考察。「内容的に重なる/ダブる/かぶる部分が多い」にはどのような違いがあるか、「魚が腐る」から「政治家が腐る」への意味拡張にはどのような動機づけが働いているかなど、日本語の意味解釈のメカニズムの一端を探る。
研究者に焦点を絞った認知言語学の概説書。著者お得意のメタファー論はもとより、メトニミー、カテゴリー論、イメージ・スキーマ論、多義論、フレーム意味論、構文文法、虚構移動、力動理論、移動の類型論、捉え方、ベースとプロファイル、認知文法、スキーマとプロトタイプ、メンタルスペース、融合理論と盛りだくさんの内容になっている。取り上げる著者は、レイコフ&ジョンソン、フィルモア、ラネカーら7人。
言語はわたしたちの時間認識についてなにを語ってくれるのか?「時間と言語」をめぐる諸問題を文法・語彙・コーパス・対照研究の切り口で論じ、哲学・神経科学の知見をも含む全14章!
文豪たちの巧みな表現、美しい日本語!日本の名著で使われた語句・成句1200以上を掲載、例文はすべて選択した文豪の文章!珠玉の表現は豊かな日本語生活に役立ちます!
ヨーロッパ諸言語で使われるラテン文字、コーランとともに広まったアラビア文字、多様なバリエーションを見せるインド系文字、そして、東アジアで独自に展開した漢字…言語を通して世界を再発見!今まで気がつかなかった言語とそれを話す人々の歴史がよく見えてくる。
「かみ合わない」にさらば!ありそうでなかった言語学ドリル。「言いたいことがうまく言えない」「思うように伝わらない」「相手の意図が分からない」…頭の中の“無意識の言語知識”を明らかにする理論言語学の知見を使い、単語の多義性や曖昧性、意味解釈の広がり方や狭まり方、文脈や背景との関係を身近な例から豊富に解説。文の構造を立体的に掴む視点が自然と身につき、言葉の感覚がクリアになる実践的案内。
打ち合わせ、プレゼン、報告・指示から、企画書、就活、SNSまで。より早く、的確に、ラクして「なるほどたしかに」「そうきたか」「いいね」「ある気がする」「やってみよう」をつくるメソッドの話をします。人の心をつかむプロが教える結果、評価、印象が変わる言葉力の磨き方。スッと消えてしまう言葉、強く残る言葉の違いは、ちょっとしたこと!
文芸翻訳の第一線で活躍し続ける著者が、母校の小学校で開催したユニークな「翻訳教室」。英語にほとんどなじみのなかった子どもたちとともに、名作絵本『The Missing Piece』の翻訳に挑戦するーそのとっておきのレッスンを一冊に。「外国語を訳す」とは一体どういうことなのだろう?小手先の技術やテストのためだけの勉強ではなく、母語ではない他者の言葉と向き合うための「はじめの一歩」を本当の意味から考えていく、珠玉の入門書。
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