子ども時代のあだ名は「プー」。自分の声に幻滅して、話すのが怖くなってしまった。練習しても失敗だらけ。そんなわたしが、なんと「アナウンサー」になっちゃった!TV・ラジオ・MCなどなど、伝える仕事で5,000人以上にインタビューしながら学んだ、「伝え方」以前に大切な「話し方」。
60年以上の歴史を持つ学習理論「構造学習論」をベースにした思考術初の入門書。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●大規模災害時には、中長期的に生活環境が整わないことによる健康被害が発生することがあり、近年の災害においては、耐震化や事前避難などの対策や、救急医療対策の推進もあり、直接死よりも「関連死」が数的に上回るケースがあります。
●一般的に災害関連死は高齢者に多く、循環器疾患や呼吸器疾患が各30%程度を占めています。有病者や障害者など、「災害時要配慮者」と呼ばれる方たちを対象に、被災直後からの健康支援対策をとることが重要です。
●中でも栄養の摂取は重要な位置を占めており、地域在住高齢者も含めて、栄養確保の支援が望まれていますが、現状では安全かつ十分な食事の調達が主であり、個々の状態に合わせた健康支援を、多職種が連携して実現していくには、未だ多くの課題が残されています。
●本特集では、「大規模災害の“食べる”支援ー多職種による実践報告と今後の展望」と題して、前半では各専門職の立場から、実践報告を元に災害時の“食べる”支援について具体的に解説し、後半では保健医療支援へ関わる第一線の専門家による座談会を収載しています。
【目次】
【第1部 各職種から】
総論:災害時の多職種での“食べる”支援体制の必要性
災害栄養の領域から─エビデンスが明らかにする災害時の栄養課題
医師の視点からー発災直後からの摂食支援活動を通して
保健領域からー災害時の地域マネジメントと連携推進
歯科領域からー被災地でのNST活動と平時からの多職種連携
リハビリテーションの領域からーとくに言語聴覚士として
【第2部 座談会】
“ 食べる”支援のtransdisciplinary approach-みえてきた課題と多職種で結ぶ未来
●巻頭カラー 病棟で活かしたい!! フィジカルアセスメント入門
全体の印象と手足の観察
●スポット
フレイル・ロコモ克服のための医学会宣言と80GO運動
食の情報リテラシーー一般者と組織における「情報フィルタリング」
●リハ栄養診断推論を究める! 誌上ケースカンファレンス
vol.3 胃全摘出後長期経過した高齢者で,転倒骨折を契機に低栄養が進展したことが疑われる症例(栄養ケア・ステーションイベント参加者の症例)
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
たけのこ
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
たけだ認定栄養ケア・ステーション(機能強化型)
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
基礎から臨床まで総合的視野をもって栄養学研究に取り組む/大阪公立大学大学院 生活科学研究科 統合栄養グループ
●こんだてじまん
医療法人健康会 介護老人保健施設ぬくもりの里
●対談 佐々木 敏教授退任記念対談
栄養は健康を支える科学になりえたか?-30年の個人史と社会史
●Case Reportに学ぶ摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ
6.改善がむずかしい低栄養認知症高齢者への対応 -経口的栄養補助(ONS)や食事環境調整等により経口摂取が維持できた一例
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE 15 胃穿孔
●Medical Nutritionist養成講座
輸液の投与方法:輸液バッグ容量と投与速度の設定
●Dr.雨海の男性臨床栄養学
糖脂質の逆襲(1)-1898年 ライソゾームの偶然
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識
第47回 調理済み流通食品類2
●日本栄養士会医療職域
コンサルテーションデスク事業
自治体病院
自治体病院協議会2021年度栄養部会オンラインセミナーの紹介
精神科病院
第11回日本精神科医学会学術大会の報告
厚生労働省・消費者庁
第20回医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会・他
●おしらせ
日本臨床栄養協会 卒後研修委員会主催「現場で行う臨床研究塾ーデータを料理して成果を見える化しよう」・他
あなたが耐えられる沈黙は「最大1秒」。日本人の返事は「世界一食い気味」。世界の会話分析でわかった人間の本性。
理論言語学と英文法学習、英語教授法の橋渡しを試みた一冊。英米語の文法的な違いに始まり、欧米の英文法書と日本の学校英語文法との違い、5文型に関する議論や意味順の紹介、時制、相(語彙的相、視点相)、法の他、名詞句の解釈、代名詞類、比較、否定繰り上げ、否定極性項目などを解説する。英語のからくりについてもう一歩理解を深めたい、理論言語学を勉強してみたい人への招待状。
本書は人間のことばの習得と脳などとの関わりについて取り扱う「言語心理学」という研究分野について、コンパクトに概説したものである。全6章から構成されており、前半の3章では、主に母語習得について概観し、後半の3章では主に第二言語習得について概観をしている。様々な言語学の分野の観点や視点から、言語習得という人間の基本的本能と言われる内容に関して解説を簡潔に行っており、よりダイナミックな内容となっている。
日本語教育の現場における理論と実践の橋渡しをめざし、認知言語学と第二言語習得理論をベースに考案した29のタスクゲームを紹介。
トンチなら一休さんにかなわぬが語呂合わせなら老輩勝負。
いくつになっても求められる人が無意識に使っている言葉151選。
ビジネス会議ではなぜ雑談が大事?会話での相槌にはどんな意味が?日常の会話やビジネス会議、オンラインの話し合いやリスクコミュニケーションを、社会言語学の視点から分析してみると、コミュニケーションを成り立たせる条件がみえてくる。誰も排除しない社会に向けた「人に優しい話し方・聞き方」のヒントがここに。
言葉で考え、言葉で分かち合う私たち。言葉を磨くことは、感性を磨くこと。『感性のある人が習慣にしていること』のアーティストによる言葉と向き合うレッスン。
本書は、三上章(1960)『象は鼻が長い』を出発点として、言語学の問題「主語・目的語って何だ?」に取り組みます。調査の結果、日本語の主語も目的語も、「カメレオン」でした。カメレオンが周囲の色に応じて体の色を変えるように、主語も目的語もさまざまな助詞をかぶって変装しています。さらに、小・中・高の国語・英語の教科書も調査し、「主語・目的語の教科間の揺らぎ」や形容詞・副詞の謎も明らかにしていきます。