認知言語学の創始者の1人とされるレナード・タルミーが、人間の知覚と概念化の仕組みから文法の意味論に迫った大著は、1970年代から約30年の研究をまとめた認知言語学のまさに金字塔である。その待望の翻訳(全4巻)の第三弾では、現代の認知言語類型論の重要な基盤を成す言語の意味と表層形式の関係、すなわち、語彙化のパターンの類型や普遍的原理の探求、その基となる意味カテゴリーやその原理を扱っている
幼稚で直接的な物言いで、損をしたことはありませんか?ちょっとしたことに気をつけるだけで、誰でも簡単に、知的で気づかいのある「素敵な言葉づかい」を身につけることができるのです。「ぶっちゃけ言うと」より「ありていに言いますと」。「行けたら行くね」より「○日までにお返事します」。「歌がお上手ですね」より「歌もお上手ですね」。「あんまり出来が良くないね」より「ここさえ直せばもっと良くなるよ」。…ゆっくり、少しずつで大丈夫。全部「今日からできること」です!
結婚・祝い事、ビジネス、学校行事、地域活動、葬儀・法要など対面・リモートでそのまま使える豊富な文例・フレーズ集。
「思いやり」を言葉にするメリットは、二つあります。一つは、むろん「いい人」「やさしい人」であることで、人間関係をよくすることです。そして、もう一つは、言いたいことをうまく言えるようになることです。この世の中、言いたいことを口にすると、人から嫌われないかと、我慢している人は少なくないでしょう。でも、本書の伝え方を身につければ、人から嫌われずに、自分の思うところを話せるようになります。ぜひ、職場や学校、家庭など、いろいろな場所で、お役立てください。人にやさしい言葉をかければ、あなたの人生が大きく変わりはじめるはずです。
赤ちゃんはなぜことばを正しく理解できるようになるのか?この謎を解く鍵として1980年代に登場したのが「制約」理論だ。人間にはことばに関して正しいかどうかを判断する基準が生得的に備わっている、というのだ。しかし研究が進むにつれ、言語間でのカテゴリー化の違いなど、この理論だけでは説明のつかないことが出てきた。そこで著者が導いたのが「制約」は人間の発達の過程で外的状況や言語にあわせて柔軟にコントロールされる、という仮説だ。本書ではそのメカニズムが巧みな実験により明らかにされていく。認知科学の分野をリードしてきた著者の原点となるデビュー作。
外国語学習を3か月で根底から変える!教室でも、独学でも!8つの法則で学習の核心を学び、31のワークで自分と向き合い、スケジュール帳で行動と感情を記録。書き込めば書き込むほどハマる。自分の成長と変化を実感させてくれるノート。3か月後の自分が楽しみになる!今日からはじめられるプログラム。
「言語学は自然科学である」日本の言語学を長年牽引してきた著者による講義形式の言語学概論。生成文法に立脚して、語用論、関連性理論、認知言語学の科学性を鋭く突く。柔和な語り口調のなかに著者の学問への姿勢が浮かび上がる。
音声はどうして言語としてとらえられるのか。ヒトはどのようにして音声を聞き分けるのか?人間と機械の発声の仕組みはどうなっているのか?生成AIと音声合成・音声認識の仕組みは?赤ん坊のようにことばを獲得する人工知能は可能か?
来たるべき社会をヴィジョンするためのナレッジとマインド。テクノロジーと人を深く考察する論点をここに凝縮。
≪本誌の特長≫
◆リハビリテーション科医ほか関連各科の医師、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など、リハビリテーションに携わる医師とスタッフのためのビジュアルで読みやすい専門誌!
◆リハビリテーション領域で扱う疾患・障害を斬新な切り口から深く掘り下げつつ、最新の知識・情報を紹介。臨床でのステップアップを実現する、多彩な特集テーマと連載ラインナップ!
≪特集テーマの紹介≫
●近年、集中治療の著しい進歩により生命予後は大きく改善された。しかしその結果、集中治療後症候群(PICS)やICU-acquired weakness(ICU-AW)などの病態が、重症患者の治療中・後に長期間にわたり身体機能障害を残すことが明らかになった。
●このような現状の中、集中治療室における早期のリハビリテーション治療の開始が重要視され、特定の集中治療室管理料を算定している患者において、新たに早期離床・リハビリテーション加算の算定が可能となった。
●本特集では、ICU入室患者の特徴、ICU-AWについて、早期離床プロトコル、リハビリテーション治療の実際に至るまで、各領域の第一人者らが解説。特に急性期病院でリハビリテーション診療にかかわる医師、医療従事者の明日からの診療にすぐに役立つ内容。
【目次】
特集にあたって
ICU入室患者の特徴とICU-AW
ICU患者のリハビリテーション診療におけるリスク管理
ICU患者の早期離床プロトコル
ICUのリハビリテーション診療におけるチーム医療の実践─早期離床・リハビリテーション加算の算定にかかわらず行うべきICUでの取り組み─
ICU人工呼吸器装着患者におけるリハビリテーション診療
ICU専従理学療法士のメリットとデメリット
■新連載 リハビリテーション関連職の現状と展望
1.看護の現状と展望ーリハビリテーション看護の射程の広がりと専門分化
■連載
リハなひと
義肢装具士/ドイツ整形外科靴マイスター 中井要介さん
認知症の基礎知識とリハビリテーション
10.認知症の治療介入における倫理的ジレンマ
ニューカマー リハ科専門医
都築圭太
リハビリテーション科医師に必要な診察、評価手技
2.神経学的所見(反射、各種検査)
各都道府県における自動車運転に関する公安委員会提出用診断書の書き方ー脳卒中関係
3.兵庫県における脳卒中後の運転再開の流れと医師の役割
知っていてほしい義肢装具とその実際
6.体幹装具
地域リハビリテーションの現状と今後
7.広域支援センターにおける地域リハビリテーション(広島県)
リハビリテーション医療におけるEvidence-Based Practice
12.脳卒中リハビリテーション診療におけるEvidence-Based Practice実践
臨床経験
短期集中リハビリテーションにより高次脳機能が改善したパーキンソン病患者の一例
人から人へ情報を伝える会話というコミュニケーション。世の中には話がわかりやすく、相手にスムーズに言葉を届けることができる頭のいい人がいる。彼らの会話術の秘訣は、思考における直感と論理の絶妙なバランスにあった。思い描いた直感を、どう話せば相手にスパッと伝えられるのか?そもそも論理的思考とは何か?日本語教育の第一人者である明治大学文学部教授、齋藤孝氏による話し方の極意。