素敵な女性と呼ばれるには。魅力的な女性の条件とは何でしょう? 容姿? センス? 知性? 優しさ? 明るさ?-もちろん、それらも大切でしょう。しかし、最も大切なものを忘れています。それは人とのおつき合いの基礎となる“言葉づかい”や“話し方”です。言葉ひとつで悪い印象をもたれたり、今までの親しい間柄が一瞬にしてこわれたりすることが多いものです。言葉づかい、話し方は恐いものなのです。でも、あなたは、普段の生活でどれほど気をつけているでしょうか? テレビ司会者として、あらゆる分野の女性と接している著者は、女性に特徴的な欠点を数多く目にしてきました。この体験から“愛される女性はどんな人か”を考えたのが本書です。魅力ある言葉の使い方から女性らしいユーモア感覚の身につけ方まで、広い範囲にわたって説き明かし、“心の器量よし”になるためのお手伝いをします。
この本は、まず、どうしたら、力のある話をすることができるのかという考察を、皆さんと一緒にしている本なのです。人間が素晴らしく生きる、そのために、話し能力を身につけて、そして話し合っていきたいものだ。
私たちは、日常生活のながで何気なく使ったことばの《あや》が、鋭い表現力と説得力を持つことに驚かされることがある。この不思議なレトリックの正体は何か。あなたの言語感覚を活性化させると同時に、ことばを楽しく、おもしろく使いながら、新しい認識の世界に踏みこませてくれるのが、本書である。
エソロジーによって精神医学の視野は拡大し、その精密さは高まり、精神医学の目的を達成するために不可欠なデータやより包括的な説明体系が得られる。本書において編集者は、動物研究の価値を強調してきた。行動の動物モデルは、たまたま理論的に類似しているというだけのもではない。ヒトは、きわめて驚嘆すべき動物ではあるけれども、突然この世に現れたわけではないことも真実である。あらゆる行動を進化の観点からみることにより、今までのさまざまな理論に欠けていた包括的な理論的基盤が精神医学に与えられる。
日常生活で何気なく使っている言葉や慣用句を外国語ではなんと表現するのだろう。-あごを出す、カマをかける、英雄色を好む、馬脚をあらわす、ゲタをあずけるなど身近な百句を選び日本語の他、英、独、仏、中、西、露語で比較分類し、言葉辞典の枠を越えて、読んで楽しくその国の文化や生活習慣の違いなどがわかる雑学辞典
今日の日本人は明治時代にくらべ7〜10倍の数の人とつき合い、江戸時代にくらべ2〜3倍の早さでしゃべっているという。話の面白い人、うまい人はもてる、有名人にもなれる。といって、誰もが流暢、能弁である必要はない。それは軽薄、饒舌と紙一重だ。大切なのは話のルールを守り、誠実に自己を表現することだ。
最近の言語学と関連諸科学の研究成果をふまえながら、生きたことばの構造・心理・社会・文化の側面を捉えて、ことばと人間の関係をトータルに鳥瞰したもの。
“生きた”話し方で生活をより充実させるために。この本からみなさん方にぜひつかんでいただきたいのは、話すということが人間相互の関係の中でどのように働き、その働きがさらに、そのときの人間関係にどのような作用をするかという、その基本原理なのです。本書が主張する話し方は、アナウンサー学校で教えているような、話し方の一側面としてのアクセントやイントネーションの問題でもなければ、固定化された表現方法でもありません。いったい、話すということはどういうことなのだろうか。また、話すということが、どういう人間関係を、わたくしたちの現実の中につくりだすのだろうか。-こういったことを分析して、どうしたらそれらを身につけることができるか、具体的な方法論としてそれを握っていただき、実際の生活場面で応用できるまでになっていただきたいのです。
オースティンが提起し、サールによって完成された言語行為論。いま、豊かな可能性を孕んで広がりつつある理論の原点。