私たちに身近な「ことば」は、どのように使われ、いかなる変化をたどっているのか?色々なフィールドとツールを使って達人たちがご案内。多様性あふれることばの世界をさまざまな角度から学べるテキスト。
めざましい発展を遂げている英語学・言語学研究について、音声学、音韻論、統語論、意味論などの主要分野はもちろん、歴史言語学、社会言語学、認知言語学、英語教育、コーパス言語学などの様々な関連領域における重要な用語約3200語を取り上げて、11の分野に分けて簡潔・明解に解説する。用語間の相互参照を多く設け、分野内・分野間の有機的連関を図るよう工夫された学習者・研究者にとって必携の用語辞典。
40年の翻訳研究、魂の集大成。ディケンズから村上春樹まで、AIにはけっして真似できない、深い深い思索の冒険。
身近な比喩と類義表現を例に使って認知言語学が学べるわかりやすい入門書。
本書では、印欧語で書かれた代表的な文献テキストを対象にして、比較言語学的なテキストの読み方とはどのようなものかを具体的に示す。なおはじめの5章では、比較言語学の基本的な考え方と方法論に関して、簡単な解説を与えている。
認知的なものの見方がどのような意義を持つのか?認知言語学の核心とも呼ぶべき認知意味論を従来とは異なる視点で紐解く。「命名」「色彩語」「意味変化」「意味拡張」「否定」など、カテゴリー論に関わる様々な諸問題について発展性のある追究を行う。
本書では、日本語の格助詞に関するこれまでの認知言語学的研究を再検討し、格助詞の習得や使用に関する研究やデータをできる限り参考にしつつ、第二言語としての日本語教育への応用を試みる。
本書は「上」と「下」の2巻からなり、全部で100の論文なり本がレビューされているが、その9割が、2000年以降に刊行された海外の論文や本が対象となっている。そして残りの1割が、日本語で書かれた論考や古典を対象としたものになっている。本書の「上」と「下」を隅から隅まで読めば、理論言語学の最先端の動向を十二分に伺い知ることができるであろう。そして、レポートや論文ネタをいくつも見つけることができるであろう。
カウンター越しの接客が原則となるスナックにおいて、人びとがどのような言語コミュニケーションの方法で「接客者」と「客」としての良好かつ適切な関係を構築しているのか、また、それぞれの意図がどのような言語行動に反映されているのかを明らかにする。なかでも特に接客者にみられるものを「接客言語ストラテジー」として、そのありようを、ポライトネス理論にもとづいて分析していく。
ことばの本質(構造と機能)を明らにし、「言語」と「文化」の相関関係を探る。意味論と言語人類学からのアプローチ。