ノーム・チョムスキーは従来の「構造言語学」と根底から対立する「生成文法理論」を創始、提唱した。この画期的な理論の影響は、言語学のみならず。哲学、心理学、情報科学等の隣接諸科学にも及び、いわゆる「認知革命」誕生の礎となる。本書は1990年代以降のミニマリスト・プログラムの指針のもとでさらに発展しつつある「生成文法理論」の考え方の基礎をわかりやすく提示する。広く言語に関心を持つ初心者から、言語研究の専門家まで必携の一冊。
本書は、認知言語学の研究者で大学教員でもある主人公を通して、認知言語学と呼ばれる学問領域の内実が講義形式で描かれていく小説作品である。
本書は、中国の中に、日本語のような言語を話す民族がかなりおり、その言語を観察しながら、日本語・日本人が通って来たかもしれない道を探っていきます。モンゴル語、満州語、シベ語、延辺語、ウイグル語、ウズベク語、カザフ語、チベット語、土家語、ナシ語、プイ語、しまいには、北米のナバホ語にも触れます。
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本書は構造言語学から生成文法、認知言語学へと展開していく、言語学のパラダイムの展開をその背景にある科学観と言語観とともに明らかにしていく。また、認知言語学が言葉の探求だけでなく、修辞学、哲学、認知心理学、脳科学、等の関連分野の研究にどのような知見を提供するのかを考察する。
私たちがものごとを認識したり記憶したりするとき、どのように「ことば」に影響を与えているのでしょうか。認知言語学は、ことばを人間の「心の働き」に支えられて成り立つものと見なして探究する学問です。本書は、認知言語学の視点から、ことばの様々な側面にアプローチすることで、ことばを学ぶ面白さ、奥深さを発見できるテキスト。
あなたが耐えられる沈黙は「最大1秒」。日本人の返事は「世界一食い気味」。世界の会話分析でわかった人間の本性。
ウィトゲンシュタインの『論考』からクワインまで、論理実証主義の主要テーゼのひとつであった規約主義の成立と解体のドラマを追う。現代の言語哲学を理解する上で必要となる古典的理論の知識を、要所を捉えて評価し意義づける不朽の名著。増補改訂版の第2巻が登場!