本書は詩のことばを音韻論、統語論、意味論などの言語学の洞察をもとに解明したものである。
プラグマティズムの祖、現代記号論の先駆者として知られながらも、難解さのゆえに必ずしも十分理解されてこなかったパース。その思想を言語学・記号論の立場から丁寧に読み解き、人間存在そのものの在り方を問う「意味の思想」としての全体像を浮彫りにする。パース没後一〇〇年を機に、近年の研究の進展を踏まえた補論を収載した改訂版。
物や人の動きを自然言語から読み取りコンピュータに解釈させることをめざして、「動き」の表現法を分析する。
話せなかった子どもと家族の、希望。「子どもと話したい」と願う家族の希望を実現する行動分析学の言語指導。話せない子どもと家族に寄り添い共に歩みつづけた、障がい児言語指導の第一人者による実践ノート。
メラネシア・フィジーにおいて三十年ぶりに開催された最高首長の即位儀礼。そして、植民地期以来、土地と社会集団の所有関係を規定してきた古文書。この二つの「詩的テクスト」の記号論的繋がりーメタプラグマティクスーを、儀礼スピーチや神話的語りの緻密な記述、分析を通して審らかにする言語人類学的エスノグラフィー。
法言語学の代表的課題を19名の言語学者と法学者が分担執筆。キーワード、課題、基本文献の紹介、的確な事例・豊富な例文や用語・関連図表などで学習の理解と発展を促す。裁判員制度時代の、「法と言語」または「法言語学」の入門書として最適。
どんな構文も、私たちの「ものの見方」を反映している。所有格構文、分詞構文、have構文を取り上げて、使用上適格/不適格となる境界を緻密に検討。表現と結びついた人間の事態把握の構造に迫る。
法言語学の代表的課題を14名の言語学者と法学者が分担執筆。キーワード、課題、基本文献の紹介、的確な事例・豊富な例文や用語・関連図表などで学習の理解と発展を促す。裁判員制度時代の、「法と言語」または「法言語学」の入門書として最適。
グローバル化する時代と並走した批判的研究の新たな到達点。「言語」「文化」「国家」の関係を再定義し、「今を生きる人々」の仕事や生活における世界各地の事例を引きながら新しい形の異文化コミュニケーション学を展開。テーマごとに、文献案内や授業に活用できるアクティビティを挙げた必携テキスト。
アイビーリーグ×フォーチュン500企業×世界75ヵ国出身者への指導成果をまとめた。英語コミュニケーションを成功させる戦略的思考フレームワークとシンプル技術。