「明治百年と語学」に関連のある内容をテーマにして、故市河三喜博士の80歳誕生を記念し、当時、博士と親交のあった、英語の専門家だけでなく、各方面の一線で活躍していた38氏が異なった経験に基づいて寄稿した随筆集である。語学教育研究所設立100周年記念企画として復刊。先達の高見にふれて、混迷する時代の英語教育を見つめなおす。刊行から50余年を経た現在も、語学関係者はもとより、一般の方にも新鮮さを失わない話題を提供し、興味あふれる好個の書である。
文芸翻訳の第一線で活躍し続ける著者が、母校の小学校で開催したユニークな「翻訳教室」。英語にほとんどなじみのなかった子どもたちとともに、名作絵本『The Missing Piece』の翻訳に挑戦するーそのとっておきのレッスンを一冊に。「外国語を訳す」とは一体どういうことなのだろう?小手先の技術やテストのためだけの勉強ではなく、母語ではない他者の言葉と向き合うための「はじめの一歩」を本当の意味から考えていく、珠玉の入門書。
恋愛・雑談・オンライン会議でも大活躍!どんな相手でも「5秒でウケる」たった1つの法則。
視野が広がり、全てがうまくいく魔法の言葉!書くとき、話すとき、考えるとき「確かに、しかし」の型を使うといい。“小論文の神様”が見つけた、人生が好転するコミュニケーション術!
通訳分野の中心的存在であるポェヒハッカーによって書かれたこの『通訳学入門』は、国際会議通訳からコミュニティ通訳、音声通訳から手話通訳まで多彩な通訳形態を網羅している。本書はまず通訳分野の進展を扱い、影響のあった概念、モデル、方法論的アプローチを検討する。その上で、通訳に関する主要研究分野を提示し、通訳学における現在から将来への流れを確認する。各章に要点が提示され、さらなる研究へのアドバイスも付されたこの本は、実用的で使いやすい教科書であり、今後さらに発展していく通訳学という重要な分野の、最も信頼できる地図である。
「外国語を生かせる仕事」として、根強い人気を誇る翻訳業。そもそも翻訳とは、どんな仕事なのか。そして、これからの翻訳者には何が求められるのか。実務、映像、出版の翻訳者一〇人にインタビューを重ね、浮かび上がってきた「翻訳というおしごと」の現在と未来を、鮮やかにえがく。
2019年に開催されたラグビーワールドカップ日本大会のキャッチコピー「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」を生んだコピーライターが古今東西の「ことば」を見渡しながら綴った、今までにない「ことばのコミュニケーション」の本。
本書は言語学習について、フランスからカザフスタン、あるいはペルーからタンザニアと、世界中の国々を巡って考察している。これを読むことで、現在でも、また未来においても、「言語」と「文化」こそが人間性の核をなすという基本的な認識が得られるのではないか。世界中で「言語」と「文化」について人道的な対話が行われる、その端緒を本書が拓くものと思う。
まずはあなたにピッタリの言葉探しから。口ぐせ、相づち、切り返し、名言、格言、座右の銘…。1日たった10秒の自分磨きメソッド。企業、官公庁、学校…全国5万人超が受けた研修内容、初の書籍化!!
黙読→音読→朗読この流れをスムーズにする。それが朗読上達のキーポイントです。ロングセラー『日本語の発声レッスン』の著者が朗読をはじめる皆さんに贈るレッスン書です。
人は事態をどのように捉え、そのさまをどのように言語化するのか。日本語・中国語・韓国語・英語におけるそのメカニズムをよりプラグマティックに分析する。