多様な文化の存在を互いに尊重し、理解することは、多様な言語の存在を理解し、受け入れることである。しかし、言語の多様性について、我々の認識はまだ低い。市民社会における多様な言語の共生について、民主主義、言語権、言語政策などの視点から考察する。
サルからヒトへの進化の過程で、ことばはどのようにして誕生したのか?発達過程で子どもたちはどのようにしてことばを身につけるのか?これら言語研究のコアとなる難題について、サル学、子ども学のエキスパートである生物学者と脳とこころとの関係からことばを研究してきた認知科学者が検討を加える。
ちょっとした挨拶、プレゼンや会議、初対面…コツさえ知ればこんなに話せる!今も緊張しいの著者だから生み出せた話し方の秘訣。
もう心配はいらない。この本に書いてある考えかた・理論・技術をマスターし実践すれば、あなたの悩みはたちどころに解消する。
文字遊戯に心酔し、作品を創り、知的コミュニティを結成し,燈謎というものの価値を世間に大いに喧伝しようとした人々の思いとは。漢字文化の根底に潜んでいるエネルギーを描き出す。
「話す力」のある人には「知情意体」が備わっている。「知」は知識、「情」は相手の気持ちを読み取る感情、「意」は伝えようという意思。もう一つが「体」で、声の調子・顔の表情・ジェスチャー。これらをつねに意識し、ネタ主義(話す前の準備)、テーマ主義(話す内容の明確化)、ライブ主義(場の空気を読む)を実行すれば、「話す力」は驚くほどアップする。
日本経済新聞(日曜版)NIKKEI The STYLE大好評連載書籍化第2弾。「難しくて面白い」古今東西の問題に楽しく答えて、脳活&認知症対策にも!
冠婚葬祭から朝礼のスピーチまで、どんな話をどうするか、すぐわかる。
本書におさめたインタビューの大半はアルルとパリでおこなった。いちばん古いのは一九九〇年三月のもの、いちばん新しいのは一九九四年三月のものである。翻訳の問題をできるだけ多角的な視点からとらえるために、書評家、翻訳家組織の責任者、欧州連合(EU)の通訳機関、翻訳学校、各国の翻訳家施設の創設者たちにもインタビューした。オンデマンド出版による復刻版。
この日本において、外国語とは何であったのだろうか。外国語を学ぶ意味ーそれは実用性に還元されるものではない。世界標準を構成する実利主義・功利主義、言語の背後に隠された暴力性と権力性を越え、他者との相互承認に向けた、真の意味での翻訳の可能性を考える。外国語を学ぶことで切り拓かれる新たな地平の誘い。
「言えなかった…」「言わなきゃよかった…」がなくなる話し方50。会話のあと「よかった!」と心から思えるヒント満載。
言葉のパワーが、あなたを変える。気になる彼を振り向かせ、人間関係をスムーズにする、自分の気持ちを上手に伝えるために大切な50のレッスン。
少数者/情報弱者の言語権とはなにか。はなしことば/かきことばとしての現代標準日本語の支配的現状に疑問をもたない多数派日本人と、その社会的基盤に知識社会学的再検討をくわえる。自明性のもつ権力性・差別性に社会学/社会言語学から根源的な異議をつきつける注目すべき論集。