メタファー(隠喩)と異なり、ものとことが直結して感覚をよびさますメトニミー(換喩)-この特質を武器に、寓話、挿絵、喜劇、漫画、映画、詩、「女」etc.の構造を鮮やかに分析。
語られたことはどうして理解できるのか。言語哲学と心の哲学の二つの領域に跨がる「意味と信念」を考える。課題を手際よく整理した中級の入門書。
国内外の多言語状況を肯定し、尊重する社会をめざして。「多言語」を考える教科書にも最適!
小説はこう訳すのか!名翻訳家による濃厚で実践的なゼミ開講。
これまで書き溜め、人様の前で発表したダジャレの数々、その数160篇を一挙公開!
多言語社会の実態はーヨーロッパも英語に飲み込まれるのか?多数の公用語を認めるEU諸機関、多国籍企業や大学教育では、実際にどんな言語が使われているのか。英語支配はどこまで進むのか。各国語成立の歴史をふまえつつ、グローバリズムにさらされる多言語社会の実態と課題を明らかにする。
言語間の摩擦、競争、混合、そして純化と統一ー言語と国家との結びつきが決定的なものになる近代以前のヨーロッパにおける、言語と様々な社会的集団との多様かつ重層的な関わり合いを、王権や教会などの公文書から、裁判記録や文学作品、個人の日記に至るまでの史料に拠りながら、生き生きと描き出す。碩学ピーター・バークによる言語社会史の試み。
英語や日本語など、ことばとそれに関係する領域(文法・意味・語用)に見られる「不思議」な現象を、平易に、分かりやすく解説。誰もがことばの面白さや不思議さを満喫でき、ことばの世界を鳥瞰できる楽しい読み物として編まれている。
正しく「無音の音」を響かせ、うまく「有音の音」を合わせれば、自然とあなたの毎日が整って、美しい「声」が生まれるのです。
ソシュールの〈一般言語学〉を最も網羅的に語る好個の講義録を肉筆ノートの綿密な点検によって訳出し、同時にこのテクストが溢れさせる〈反・言語学〉への問いを詳細な注解のうちに捉え込み・反響させる。ソシュール言語学を入門から極限の問いへと鮮明に導く。
60年以上の歴史を持つ学習理論「構造学習論」をベースにした思考術初の入門書。
勉強に、仕事に、ふだんの生活に、いつだって言葉はついてまわる。言葉の問題に悩まされることは多いけど、いままで「言葉」そのものを考えたことなんてなかった。「英語をネイティブみたいに話すって、どういうこと?」「どうして言葉が理解できるの?そもそも言葉の意味ってなに?」姪との対話から導かれる、言葉のすこし危なっかしくて豊かな世界。
異文化間コミュニケーションを培う教育を実現するための理論と実践を多方面から紹介。理論をもとにした授業案でいまの授業に取り入れられます。ICTを使って効率的な授業準備・運営や成績評価のためのアイデアも豊富に掲載。