第一章をのぞく各章とも、言語に関する素朴な疑問から出発して、その疑問に答えるためにはどのようにしたらよいのか、という形で議論を展開するスタイルをとっている。そして、しばしば複数のアイディアが紹介され、その利点や難点が検討されることになるが、必ずしも一つの「正解」に達するとはかぎらない。
誰もが「美人の声」を持っているって知っていましたか?なぜかモテる女性たちは、みな声をうまく使っています。魅力的な声は、その人自身を輝かせ美人にします。「美人の声」になって幸せをつかみましょう。
ことわざ、四字熟語から漢字の筆順まで…日本語の面白さをたっぷりと味わえる全13種、計320問。
6000以上あると言われる世界の言語の大多数が、満足に記録されることもなく、次世紀までに滅びることが危惧されている。言語の消滅によって、人類は何を失うのだろうか。-絶滅危惧にある言語の研究から、言葉の本質を学ぶ。
原爆投下は、たった一語の誤訳が原因だったー。突き付けられたポツダム宣言に対し、熟慮の末に鈴木貫太郎首相が会見で発した「黙殺」という言葉。この日本語は、はたして何と英訳されたのか。ignore(無視する)、それともreject(拒否する)だったのか?佐藤・ニクソン会談での「善処します」や、中曽根「不沈空母」発言など。世界の歴史をかえてしまった誤訳の真相に迫る。
翻訳は日本語と日本文化に何をもたらしたか?-日本人の思考を支配する「翻訳日本語」への照射によって日本文化論に新たな視角を導入した著者が、近代初期の思想家・文学者による西欧語受容過程を具体的に検討し、「意味以前のことば」として流通する翻訳語特有の現象を“カセット効果”として理論化する。われわれにとって翻訳とはなにかを根底から問いなおすとともに、日本語の現状を捉える重要な手がかりを提示する。
声の老化は止められる!「人に聞き返される」「口が回らなくなった」「カラオケでうまく歌えない」-。そんな経験があったら、声の老化のサインかもしれません。「歳」だから仕方がない…とあきらめる前に、ちょっとしたコツと練習で、明るく生き生きとした声に生まれ変わりましょう。
自分の意見は人の話を聞いた後に言え、得意の失敗談を作れ、しゃべりには小見出しをつける要領でー本書の会話術をマスターし、手っ取り早くあなたへの評価を上げよう。本書は、できる人を「頭のいい人」「底知れぬ人」「才気ある人」の三つに分類、会話の型や口癖集、ふだんからの練習方法を伝授する。まずはこの一冊をマネるだけで十分。
『赤毛のアン』をはじめとする名作を競訳!勝つのは作家か翻訳家か?
不思議で美しい日本語の魅力に迫る。
本当は力をもっていながら、悔しい思いばかりをしてきたあなたのための7日間の短期集中講義!自力でアガリ症を克服し、企業研修の講師を務めるまでになった著者だからこそ書ける、ノウハウ満載。
「ゴールから逆算すると」などのフレーズ力。図化することによる問題解決力。「書くように話す」ためのメソッド。話し方を変えれば実際に頭もよくなる。
本書は、主に外国語教育学を専門とする人に対して、コミュニケーションについて考える視点を提供するためにまとめたものである。
アイロニーの中に盛られている反対の意味というのは、言内の意味から、一定の状況下では、きわめて直線的に至り着きうるものである。文字どおりの意味と、その反対の意味とは、遠くて近い仲なのである。どうして、回りくどい言い方をするのかというと、一つには、好ましくないことを単刀直入に言いたくないからであり、もう一つには、逆転的屈折を含むほうが、より痛烈だからである。
差別とわかちがたくむすびついたコトバを「透明で平等な媒体」にすることは、いかにして可能なのか!コトバは「透明で平等な媒体」でなどない。政治的であり、権力/差別とわかちがたく結びついている。しかし、「透明で平等な媒体」にはなりえないといった虚無主義にとどまるのではなく、むしろ「透明で平等な媒体」を徹底的にめざす実践的理論運動が必要とされるのである。
優位に立つ、相手の心を探る、デキると思わせる、その気にさせる、ノーと言わせない、そしてピンチを脱する…社会の厳しい目を逃れながら世の中を渡るヤクザが編み出したマル秘テクニックとは。言ったら揚げ足を取られる「NGワード」と、相手を手玉に取る「OKワード」を紹介。ヤクザから、ホスト、ホステス、政治家、トップ営業マンまで“対人関係のプロ”たちに取材してきた著者が取材ノートに書きとめた、ビジネス心理戦に絶対負けない「話し方」の極意。一瞬で優位に立つ必殺の一言45!