本書は、Jarrow(1996)、Hull(1993)、Duffie(1996)、Ingersoll(1987)およびそのほかのすぐれた文献などによって構築された現代資産評価理論を理解するための基礎知識をつけることを目的としている。派生資産の評価に用いる数学的ツールを、すなわち連続時間におけるファイナンスに用いられる数学を平易に解説することを目的としている。例題はファイナンスに関係のあるものを選んだ。
都内の住宅地で、白昼、主婦を狙う連続殺人が起きた。犯人は主婦を絞殺するのみで、盗難や凌辱した痕跡は皆無。ただ、現場の絵画や花、死体の一部に奇妙な色彩のペインティングが残されていた。このペイントが物語るものは?犯人像が見えないまま、事件を鑑定した法医学教室に謎の電話が…。身近に潜む異常犯罪の闇の部分にメスを入れる、戦慄の問題作。
本書は、代数的方法を強調した暗号理論の入門書である。暗号とそれに用いられる代数・整数論・計算機科学のそれぞれの基本概念、およびこれまで教科書の形では現れたことのない理論で、発展の初期段階にある“隠れ単項式”系、組合せ論的ー代数的系、および超楕円曲線系を解説する。
本書は、1998年度の東京大学法学部の「国際組織法」の講義のもとに、執筆された。この年の「国際組織法」は、従来の一人の教官による担当ではなく、本書の編者である横田が責任教官となって、10数名の教官がそれぞれのテーマに沿って講義を担当するオムニバス形式で行われた。その中の数名と講義概要について相談をしている際に、「せっかくこれだけの講師陣を集めて講義を行うのだから、その講義録をもとに国際組織法の教科書を作ってはどうか」という話が持ち上がり、このたび出版のはこびとなった。
ふるさとの右左口郷は骨壷の底にゆられてわがかえる村。貧困、病魔、失明…孤独に苦しみ短歌に生命の埋火を燃やし尽した伝説の放浪歌人・山崎方代の生涯。
友だちをいじめたくなったとき、心妖怪はしのびよります。キミはだいじょうぶ?小学校中学年から。
この本は地球にかつて生存した古生物の遺体・遺跡である化石の研究や教育にたずさわる学生や研究者、さらに地球上に30億年以上、生存しつづけている生物の歴史に感心のある化石愛好者にとって、かっこうな研究手法の手引き書として執筆された。くわえてこの本をきっかけに新しい古生物学の担い手が育っていくように、という願いもこめられている。また、小学校や中学校・高等学校で化石を扱う教師の手引き書としても活用できるものと信じている。
旅と放浪…。格調高く清澄な名句が胸を打つ。
「中央省庁等改革関連法」と「地方自治法」の制定、改廃及び「学説・判例」の最新情報を盛り込んだ「行政組織法」解説書の決定版。
本書は、プロ、アマを問わず投資家にとって欠かせない会社四季報を、どう活用すればいいかをわかりやすく解説したものである。会社四季報がなぜ「投資のバイブル」、また「三種の神器」の一つと呼ばれるのか。会社四季報を読みこなすためには、どんなことに気をつければいいのか。会社四季報で買い株、売り株を見つけ出すにはどうすればいいのか。会社四季報が最近、二度にわたって大幅な誌面刷新を行なったのはなぜか。誌面刷新でどこがどう変わったのか。誰もが抱くこうした疑問について初心者にもわかるように、やさしく解説している。
『斎藤秀雄・指揮法教程』の実習に役立つ、入門書。続篇として出版した「展開篇」を合併させた改訂版で、「展開篇」には著者の発展させた指揮理論による4分打法や波打ち運動などの技法の実習課題が設けてある。
自分の性格タイプを知れば、“不思議な偶然”がもっとあなたにやってくる。からんだ糸がほどけるように、「偶然の意味=人生の意味」がわかるようになる!「タイタニック号沈没における奇妙な偶然の一致」、「パラレル・ライフと大統領の呪い」など、シンクロニシティの謎に迫り、その活用法を探る。
ウェブサイトとは、ユーザビリティ(使いやすさ)やアクセシビリティ(アクセスのしやすさ)がすべてにおける基本となって成立するものであり、それらを配慮できなければメディアとしての存在そのものを失うことにもつながりかねない。本書は、ウェブサイトの入り口である「ホームページ」に関する諸原則について、著者たちの膨大な研究と経験をベースに、まさに「ガイドライン」として導き出された集大成である。