本書は、今日のスペイン語文法を突き詰めた他に類を見ない文法書です。言語の専門書的要素を持つ原書を、日本人初・中級者の方も利用できるよう、わかりやすく翻訳しました。スペイン語文法において、きわめて当然とされ原書では触れられていない事柄が、日本語版では付け加えられ、冠詞の使い方や動詞の時制など日本人学習者には難解と思われがちな事項には、学習者の理解を助けるための表、例文、説明文を補足しました。レイアウトもわかりやすく見やすい仕上がりです。
本書は、音楽の授業は音楽を学んだ教師にしか持てない、というおかしな常識への挑戦状である。そして、音楽指導の素人を自認する教師への連帯の証しである。
本書は「公益法人会計基準」の起草に携わった著者が、公益法人会計の理論とその計算構造を明らかにしたうえで、実務上経験した問題点について、体系化して詳説。第3版では、平成9年12月に行われた公益法人に関する「指導監督基準」および「その運用指針」の改正にともない、公益法人の内部留保、株式保有、情報公開について、その改正点をフォロー。さらに、多くの公益法人が、計算書類の作成と法人税の申告に、必要以上に煩雑な手数をかけている状況から、新たに、法人税法上の収益事業の区分経理について、計算事例を数多く掲記して平易に解説。
税理士試験簿記論・計算問題集シリーズ第1弾。簿記一巡の手続・個別論点・一般商品売買の個別問題を収録。B4判解答用紙綴込。
本書は簿記がほとんどわからない人でも、簡単に、公益法人会計の日常の仕訳処理と計算書類の作成ができるよう体系化されています。また、その解説のなかには、編者が永年培ってきた公益法人での指導経験のエッセンスが生かされています。総理府・上田泰宏氏によって、平成9年12月に改正された指導監督基準・同運用指針についてのポイント解説が行われています。
クーロメトリーは、その原理はきわめて古いが、現在でもわずかずつではあるが着実に進歩を続け、21世紀には最も有用な定量分析法としてその地位を確立すると考えられるなど、大きな可能性を秘めている。それにもかかわらず、研究者は少なく、世の中への普及度も小さい。また、邦文で書かれたクーロメトリーに関する単行本もほとんどない。したがって、これまでに開発された技術を、将来の発展方向に的をしぼって集約し、クーロメトリーの今後の展開を考えて見ることとした。本書は、このクーロメトリーについて、その応用例を主に原理と将来動向とを解説したものである。
「会社四季報」は、いわば株式投資の「バイブル」。深読みすれば、ハイリターンにつながる“宝”がゴロゴロ。また、財務内容を分析すれば、絶好の投資チャンスがつかめる。
金融システム改革法が本年6月5日成立し、12月1日から実施されることとなった。アメリカの証券制度改革から20年以上が経過し、イギリスの金融ビッグ・バンから10年余りが経過した。橋本総理大臣の平成8年11月の金融システム改革の指示において、「我が国の金融市場がニューヨーク、ロンドン並みの国際金融市場となって再生することを目指す」と言われたように、各国の金融・資本市場は、グローバルな競争関係にあり、各国はこれに打ち勝つべく、市場の効率性、利便性を高める制度改革を推進している。本書は、アメリカ、イギリス、ドイツ、そしてEUにおける証券制度改革の近年の動きを考察するものである。
1999年は卯年。本書は意外と知っているようで知らない兎の体の特徴を把握して、スケッチからやさしく描き進めるように解説した兎の絵入門。
昭和53年から平成10年までの全190問を体系的に編集し、新法令に基づき解説した、最新内容の本試験択一解説書の決定版。商業登記法択一の過去問を知るうえで欠かせない必読書。
本書の第1部では、地上波、BS、CSデジタル、CATVの各放送事業者などがデジタル・多チャンネル化をどのように捉え、あるいは今後どのような事業展開を考えているかを中心に述べている。そして、第2部では、デジタル・多チャンネル化により視聴者行動がどのように変化し、またそれにともないマーケット構造がどのように変化していくかを体系的に整理している。最後に、第3部では、放送事業を取り巻く周辺産業としての制作事業者、広告代理店、放送機器メーカーなどの立場から、放送のデジタル・多チャンネル化をどう捉えているかを述べている。
情報収集は就職活動の第一歩。でも、単に集めるだけでは意味はありません。使いこなしてこそ、はじめて情報は生きてきます。自分にとって必要な情報はどうやって見つけるか、そしてそれをどう加工するか。本書は、そのためのヒント・具体例を満載しました。
不動産表示登記に関する法令及び実務に必要な資料をまとめた法令集。土地家屋調査士の実務、土地家屋調査士試験の受験勉強、登記実務を担当する法務省(登記所)及び公共団体の実務、に役立つために編集された。内容は、1998年7月1日現在。法令171件、先例等413件、判例43件を収録。法令名索引、先例等索引付き。
本書は、心性史の方法的在庫品を豊かにするために、その一つの新たな方法として神話学的方法を提示し、かつこの方法の意義と適用可能性について考察するものである。二部構成をとっており第一部は、神話学的方法の特質を、この方法が登場したドイツ教育学の現代的動向の中に位置づけつつ解明。第二部は応用研究であり、この神話学的方法の適用可能性を探るために、神話学的方法をわが国における「一人前」に関する観念の歴史的再構成に適用する試みである。