コーポレートガバナンス・コードの公表等を契機に、近時、インセンティブ報酬の導入・拡張に注目が集まっている。業績連動型報酬や株式報酬の導入・拡張を後押しするような法改正やガイドライン・報告書等が立て続けに公表されており、特に特定譲渡制限付株式(いわゆる日本版リストリクテッド・ストック)に係る損金算入を可能にした平成28年度税制改正や、さらなる役員給与の損金算入に係る大幅な整備が行われた平成29年度税制改正への注目度は高く、上場会社における役員報酬の設計・選択に大きな影響を及ぼしている。本書では、インセンティブ報酬について、導入時の選択肢とその比較、選択する際のポイントを示すとともに、主要な報酬類型ごとに、法務・税務・会計上の手続や留意点を詳説している。また、実務上悩ましい問題に突き当たることが少なくない国外が絡む場合の留意点についても言及している。
少子高齢・人口減少社会における総合的なまちづくり。産業、医療、交通、住宅、コミュニティ。
必要なところだけだからわかりやすい!頻出事項を厳選し、記載例を掲載。どう判断するか・どのように示すかがつかめる!
一九八七年五月三日憲法記念日の夜、朝日新聞の記者二人が突如、目出し帽をかぶった何者かに散弾銃で殺傷された阪神支局襲撃事件。この事件を含め、約三年四か月の間に計八件起きた「赤報隊」による襲撃・脅迫事件は、未解決のまま、二〇〇三年三月にすべて公訴時効となっている。事件の三年前まで同支局に勤務し、発生当初から記者として特命取材班に加わり、時効後も一貫して事件を追い続けてきた著者による渾身の書き下ろし。日本の言論史上、類例のない事件を追跡した果てに見えてきたものとは?
質的データをどのような方法で分析していけばよいか。なぜ、そのような方法・技法が最適なのか。文字テキストを中心とする質的データ(インタビュー記録、フィールドノーツ等)を分析し、その分析結果を論文にまとめていく際の手順をステップ・バイ・ステップで具体的に解説。さらに、それらのテクニックの前提となる基本的な発想についても理論的背景から説き起こす。質的研究を志す全ての人々にとっての必読書!
民事訴訟法をはじめとして、民事執行法、民事保全法、破産法、民事再生法などの民事手続の主要法典や、家事調停・家事審判、ADRなどについて、分かりやすくコンパクトにまとめた。第4版刊行後の法改正や新判例を踏まえ、本書全体を見直し、全面改訂した最新版。
病気があっても「健康」になれるー患者・市民中心のケアを、持続可能な形で。一歩先行くオランダの実践に学ぶ。
マックス・ヴェーバーと並び称される社会学の祖デュルケーム(一八五八ー一九一七年)。一八九五年、新しい学問を確立するべく、記念碑的なマニフェストとなる本書が発表された。社会学とは何を扱う学問なのか?そして、そもそも「社会」とは何なのか?現代の学問を根本から決定づけた古典中の古典を、第一級の研究者が清新な日本語に新訳する。
『会社四季報』の株式投資入門版。今、期待の相場テーマと人気銘柄をズバリ紹介。「買い時」「売り時」がわかる
会社四季報の必要性、基本的な読み方や活用法、ウラ読み術まで、初級者でも読めるように解説。企業分析の基本、会社四季報の土台となる部分から、投資する際の株の銘柄選びのポイントも紹介。上級者にも、膨大な企業から「コレだ!」というキラリと光る企業の見つけ方を伝授。未来を読み解く大局観が身につく!
金商法の世界への第一歩。制度の趣旨や背景を重視しつつ、ポイントを絞って平易に解説。初学者がイメージしやすいトピックから始めるなど、章立てを工夫。視覚的にも理解しやすくするため、図表を豊富に掲載。
本書は、統計を学ぼうとする人が最初にぶつかる壁を、楽々と乗り越えてもらうための入門書です。統計的方法の基礎に始まり、実験計画法や相関分析と回帰分析まで、「わかりにくいものを、だれにでもわかりやすく」まとめられています。各章が「まずはここから」編と「もっとくわしく」編に分かれていて、読者の立場やニーズによって、いろいろな読み方・使い方ができます。
事前手続に関する行政手続法・事後手続に関する行政不服審査法の最新かつ本格的な逐条解説書。国民の権利・利益保護の見地から解説。平成26年行政不服審査法全部改正・新判例に対応。