本書は、マンション法の理論構成及びその登記の構造を大局的に把握し、理解し、実践するための本である。見出しを4段階以上に細分し、疑問を生じそうなところにQ&Aのコーナーを設けて、判例は、その意味内容を吟味し、判示事項、判決の考え方、判例の存在のみの紹介に分けた。基本通達は、ほとんどもれなく引用している。
突撃砲兵とその兵装である突撃砲は、ドイツ陸軍のフォン・マンシュタイン元帥の提案によって誕生した新たな歩兵支援兵器システムであった。砲塔を除去した戦車車台にカノン砲を搭載した「突撃砲」は、第二次大戦初期には歩兵の火力支援に大いに貢献したが、戦況の推移に伴い対戦車戦闘が主任務となっていくのだった。上巻では突撃砲兵の誕生から、フランス、バルカン戦役、そして東部戦線での各突撃砲大隊の戦歴(1943年ロシアにおける中央軍集団の活躍まで)が綴られている。
「行政手続法」の逐条に、その趣旨と解釈を詳細に解説。中央省庁改革関連法等の改正を織り込んだ最新版。全国、都道府県、市町村等行政機関の実務担当者はもとより、企業、ビジネスマン、一般市民の必機書。
本書は、証券取引の長い歴史とそれにそって運用されてきた証取法を、大きな変革期のまっただ中にある現時点において、その流れの中で事の本質を見定めながら、解説していこうと試みたものである。
層の理論はLerayによって発展させられ様々の位相的問題に応用されたが、最近になってこの理論は代数幾何学と多変数複素関数論に応用されるに至った。これらの応用は主としてCartan、Serre、小平、Spencer、Atiyah、Hodge等によってなされたが、これによって上の二つの主題に対して共通の系統的な接近が可能になった。本書は代数幾何学のこの方面の発展に新たな寄与をするものである。さらに本書は微分可能多様体の同境ーこれ自身興味ある問題であるがーに関するThomの結果の応用を含んでいる。層の理論と同境の理論は代数多様体に関する本書の結果の基礎をなしている。
金融商品販売法・消費者契約法の創設、特定商取引法の改正等法改正の動向や、EDI・ネット通販等の電子商取引の発展とインフラの制度整備の動向、判例・文献等を見直し全面改訂。商取引の実際を思い浮かべながら理解できる基本書の決定版。
本書は急速に変わりつつある国際取引が現在直面している新しい法律問題のいくつかに焦点を当て、その現状と抱えている問題点の解説、将来の展望の検討を試みた論文集である。国際取引の広い分野にわたる多様な問題に、それぞれの法分野を専門とする研究者の方々に執筆していただいた。
鳥取一中の校友会誌『鳥城』掲載の短歌や随想、第一高等学校校友会雑誌に書いた「俺の記」「非同色」、『層雲』に寄せた「北朗来庵」「入庵雑記」、残された草稿「夜汽車」「序文」、日録「入庵食記」を収録。アルバム、知人の回想、詳細年譜、俳句索引を併せて掲載した。
資格試験や大学の学部試験で必須の刑法知識を解説したスーパー刑法講義。覚えておきたい刑法のポイントを12講義で伝授。
本書では、市民の無知に付け込む種々の特殊商法にどのように対応したらよいのか、また、被害を受けた場合に泣き寝入りしないために何をすればよいのか、具体的な事例をあげてQ&Aでわかりやすく解説した。
平成13年改正を受けた補正版。会計帳簿や貸借対照表の電磁的記録化や電子商取引に関する最新の情報を入れ部分補正された待望の改訂版。
ウェブサイトとは、ユーザビリティ(使いやすさ)やアクセシビリティ(アクセスのしやすさ)がすべてにおける基本となって成立するものであり、それらを配慮できなければメディアとしての存在そのものを失うことにもつながりかねない。本書は、ウェブサイトの入り口である「ホームページ」に関する諸原則について、著者たちの膨大な研究と経験をベースに、まさに「ガイドライン」として導き出された集大成である。
民事訴訟法をはじめとして、民事執行法、民事保全法、破産法、民事再生法などの民事手続の主要法典や、家事調停・家事審判、ADRなどについて、分かりやすくコンパクトにまとめた。民事手続法の全体像を把握する上で最適。入門のみならず復習書としても必読の一冊。
本書は、公益法人の監査について、監査を受ける公益法人の役員や職員の皆様に監査のことをよく理解していただくため、また監査を行う公認会計士の皆様に実務上のガイドブックとして利用していただくことを念頭に作りました。
2002年4月1日から施行された株式制度の見直しやIT関連を主な内容とする改正法をはじめ、金庫株解禁を定める商法改正により影響を受けた、相場操縦の防止、インサイダー取引規制の重要事実の追加、ディスクロージャー関係の改正などを盛り込む。