「ワルシャワの記憶」をたどってきた。それは同時にワルシャワの街の「歴史歩き」でもあった。人間の一生より長くかかって生まれてきた建造物はさらに破壊、修復、改築を重ね、世紀をまたいで長く生き続けてきた。それに比し、人間一人ひとりの生命はあまりにも短く、歴史的建造物や記念碑を目の前にすると、奥深い過去と現実のあいだの大きな隔絶を知るばかりである。それでも、そうした場に身をおくと、長い歴史の深みのなか、広大な空間と時間の懐の中にある人間ひとりの存在に孤独を感じながらも、同時に安堵を覚えるふしぎがある。(本書「はじめに」から)
平成期放送メディアの興亡を通観し、未来への示唆を探る。人類が経験したことのない大変動の最中にあって、新たな時代に対応できる変革をなしうるかどうかが、今、放送メディアに問われている。インターネットは、どのようにして、情報収集の道具から革命的な動画メディアへと変化したのか。テレビからインターネットへの転換の過程から浮かびあがる両者の特性を考察し、映像コミュニケーションの将来を展望する。
過去に出題された論点と今後出題されそうな必修論点を網羅!Q&A形式のトレーニングで知識が定着!論点ごとの出題実績もわかる!
商法典第2編「商行為」を中心に制度解説を行い、あわせて現代の経済社会で重要な消費者売買、電子商取引、電子決済、保険取引、金融取引なども視野に、商取引全般について概説する。基本的な判例には概要と判旨を紹介し、事案にそくして自ら考えることができるよう配慮している。また、平成29年の民法改正と平成30年の商法改正に対応するなど、最新の情報に基づき、執筆されている。
奇峰の代表作である京都御所と二条城の作品を始め屏風や襖絵などを厳選して収録。
最高の音で楽しむために!
「ドイツ人」はいかにつくられたのか。包摂と排除を隔てる「国籍」の歴史ー社会ー政治的展開を緻密に紐解く圧巻のモノグラフィー。国家成員が法制化され始めたナポレオン支配時代から、「民族的同質化」を極めたナチ時代、そして移民・難民の「統合」で紛糾する現代。常に「誰を国民とするか」で揺れ動いてきたドイツにおける国籍法の変遷を通史的、歴史社会学的に分析し、グローバル化の時代に国籍を問う意義を彫り起こす。
合格のカギは過去問にある。Wセミナー講師陣が本試験を徹底攻略。
択一式と記述式、実体法と手続法の関係が理解できる!○×式の200問と96個の書式例及び登記記録例を収録!令和4年9月1日施行の会社法の一部改正に対応。
試験に出るポイントだけ吟味した49項目を収録。自分のペースでトレーニング!粒ぞろいの良問+豊富なイラスト=ムダなく、たのしみながら解く力をきたえる。
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認知症になっても最期までその人らしく生ききってほしい。そんな理念を現実のものとするために生まれた、ケアシステム「ステージ・アプローチ」。認知症の状態のステージに応じた支援を、初期からターミナル期まで継続して展開していくというコミュニティケアのシステムです。