本書は、計算機科学の理論的な基盤である計算理論、オートマトン論や計算量理論の要点を素早く理解できる、理論計算機科学の入門書である。情報科学、情報工学、計算機科学関連の学部学生、大学院生の通年用テキスト、または計算理論とオートマトンに関する半年用テキストとして最適である。さらに、関連分野への橋渡しとして、研究者、技術者の参考書としても十分利用できる。
“ゼロ戦神話”の誕生と崩壊!第六期乙飛行予科練習生として戦闘機搭乗員となった日から終戦の日まで、零戦とともに戦いつづけた日々。ベテラン“ゼロ戦乗り”が描く海軍戦闘機隊死闘の記録。“ゼロ戦”の初空戦参加者による唯一の単行本!
昭和13年、漢口上空での初撃墜より、ハワイ、印度洋、サンゴ海、北千島、ラバウル、トラック、レイテ、本土上空と、大平洋の全域で戦いつづけたトップエース、岩本徹三の戦場回顧。
本書は、組織体としての大学の保守的体質の原因を、組織論、歴史的体験、大学と社会の観点から分析し、なぜ大学改革が実現されにくいかを明確に説明するとともに、どのようにしたら大学教育の改革が可能になるのかを、アメリカの大学改革の事例分析を通して、そのダイナミックスを解明する。本書は、大学教育を真に甦えらせようとするものにとっての鋭利な大学論である。
すぐれたソフトウェアはどうすれば効率よく開発できるか。そのためのさまざまな手法・設計パラダイムを具体的に例をあげて説明する。
江戸時代のこと…。青梅村(今の東京・青梅市)に、一人の義賊が住んでいました。義賊とは、金持ちから金品を奪い、貧しい人々に分けあたえる大泥棒のことです。この泥棒、やがて捕えられ処刑されてしまったのですが、青梅地方では、永く彼のことが語り伝えられてきました。このお話は、実在した一人の大泥棒を元気いっぱいの少年、伊助の目を通して描く、創作物語です。
生涯学習のイメージは明るい。しかし、その光のために見えない陰もある。現在の学校教育の功罪を見きわめ、あらためて成人高等教育のあり方を考えていく。教育の伝統を、法然・親鸞の手紙による鎌倉仏教の布教と普及、江戸期の本居宣長の郵便による教授法にまで遡りながら、遠隔方式の教育法のあるべと姿を提唱する。そして現在の通信教育のさらなる発展・育成と、新時代の生涯教育システムの構築のために大胆な提言を試みる。
高等教育の中でアメリカ固有の型といわれるリベラルアーツ・カレッジ。その何たるかを知るべくテネシー州スワニーにあるサウス大学を訪れ、教員、学生、事務職員ほか様々な人とのインタビューを通し、教養教育の必要性を訴え、我が国の高等教育のあり方に一石を投ずる。
生物が単純な数学的法則に従って遺伝することを時代に先駆けて発見したメンデルの生涯。