東京の街にいまだ江戸の面影が残る一八七二年(明治五)の秋、一台の蒸気機関車が文明開化の夢をのせ、汽笛を鳴らしプラットホームを滑りだした。近代日本の玄関口として多くの人びとが旅立った新橋ステーションの姿を発掘された鉄道関連遺構・遺物から描きだす。
本書は、著者が十年以上にわたって「霧社事件」のフィールドワークをつづけ発表する五冊目の専門書である。主に花岡一郎と花岡二郎のいわゆる「花岡コンプレックス」と「花岡精神」の葛藤の真相を描いたもので、ルポルタージュ文学の手法で「霧社事件」の歴史の真実を明らかにしようとしたものである。
自転車加害事故に特化した初の法律実務書!最新の過失相殺率認定基準に対応!民事・刑事・行政・訴訟手続・保険など実務上疑問が生じやすいテーマを網羅し、具体的なケースをもとにしたQ&Aで、法律上の論点をコンパクトに解説。裁判例も豊富に収録!
平成25年12月の改正生活保護法と生活困窮者自立支援法の情報を網羅。新制度のポイントを、図表を活用して分かりやすく解説。改正後条文、新旧対照表も収載。
本書は「定跡伝道師」こと所司和晴七段の長年の定跡研究の結晶ともいえるPCソフト「激指定跡道場」に収録された「定跡次の一手」から四間飛車の問題を収録したものです。この1冊で四間飛車の定跡をマスターできます。本書には18の戦法に分かれて、404問もの問題を収録しています。1問1問はサクサク解けるものばかりです。どんどん解いて、四間飛車の定跡をしっかりと身につけてください。すべての問題に4段階の難易度と解けたかどうかのチェック欄をつけました。解き進める際にご利用ください。
基本から最新形まで、定跡伝道師がやさしくガイド。中飛車側と対中飛車側のどちらにも肩入れすることなく、中立の立場で定跡を解説。見開きでひとテーマ完結、基本図から変化した参考図には、すべて先手優勢や後手有利などの形勢判断を表す記号が入っている。
経営管理体制の整備・運用を担う人材養成のための入門書!
役割と行動、指示と対話、状況と対応、目標と奉仕、育成とエンパワーメント、コーチングとファシリテーション、ビジョン・ミッション・パッション・アクション。理論から行動までこの1冊でマスター。
エスティアの仇であるファンフとの戦いに決着をつけた蔵人は、再び昇格試験に挑み、どうにか七つ星に昇格する。だがそこに、怪盗討伐の強制依頼が舞い込んだ。蔵人は八つ星降格と依頼を天秤にかけるが、躊躇なく降格を選び、日常へと戻っていく。そんな蔵人の前に、突如リュージという暴虐の勇者が現れる。賞金稼ぎとして単独で活動しているリュージにとって、加護を奪われた勇者である蔵人には大きな利用価値があった。勇者の名誉を守りたいハヤト派と、勇者を道具として使いたい反ハヤト派、どちらに売っても多大な利益が見込める。逆に蔵人は、どちらに転んでも待っているのは死か、監禁。見事なまでに、詰んでいた。そしてリュージに従わざるをえなくなった蔵人は、一度断った強制依頼を受け、怪盗討伐作戦へと向かうはめになるのだが…。