エスティアの仇であるファンフとの戦いに決着をつけた蔵人は、再び昇格試験に挑み、どうにか七つ星に昇格する。だがそこに、怪盗討伐の強制依頼が舞い込んだ。蔵人は八つ星降格と依頼を天秤にかけるが、躊躇なく降格を選び、日常へと戻っていく。そんな蔵人の前に、突如リュージという暴虐の勇者が現れる。賞金稼ぎとして単独で活動しているリュージにとって、加護を奪われた勇者である蔵人には大きな利用価値があった。勇者の名誉を守りたいハヤト派と、勇者を道具として使いたい反ハヤト派、どちらに売っても多大な利益が見込める。逆に蔵人は、どちらに転んでも待っているのは死か、監禁。見事なまでに、詰んでいた。そしてリュージに従わざるをえなくなった蔵人は、一度断った強制依頼を受け、怪盗討伐作戦へと向かうはめになるのだが…。
第一次大戦で新兵器「戦車」が活躍したことを受け、日本陸軍は戦車の研究・開発を開始。昭和4年に初の国産実用戦車、八九式軽戦車が仮制式化された。日本陸軍の主力戦車となった八九式は後に中戦車に発展していき、陸軍のみならず海軍陸戦隊にも配備され、草創期の日本戦車を代表する存在となっていく。本書ではその八九式中戦車を、著者が蒐集した多数の写真を中心に詳細に解説。各型の相違点や車体各部のディテールが克明に判る写真や、演習場や戦場でのダイナミックな姿などを余すところなく収録している。さらに外観のみではなく、車体・砲塔の内部写真もふんだんに掲載。八九式中戦車研究に必携の一冊である。
机には、机と書かれたテープ、ランプには、ランプと書かれたテープ。病院?牢獄?それとも…謎にみちた場所から紡ぎ出される闇と希望の物語。
最先端の感覚マーケティング研究から、消費者行動の実像を浮き彫りにする。色や音楽(BGM)が消費者の購買意思決定へ及ぼす影響について実証研究を行い、感覚マーケティングの効果を示し、さらに新しいモデルを提唱する力作。消費者行動の本質に基づいたマーケティングを構想して、実務面においても有益な含意を提示する。
初夏は石楠花に新緑、梅雨期には紫陽花、冬には雪深き庭園を折にふれて撮影。早春の梅や椿に始まり、木蓮、連翹、初夏のサツキ、雪の下、初秋には、萩、秋海棠、彼岸花など一年中絶えることのない花々、様々の年中行事や法要がとらえられている。
ダンジョン『アントホーム』の第5層を守るボスを倒したメイ、マナ、ヒツギの3人。新たな武器も手に入れ、ダンジョンの攻略を進めていく彼らは、5層ごとに待ち受ける強力なボスモンスターを相手に、己の力を見せつけていく!!そして、ついにダンジョンの最奥にたどり着いたとき、予想外の敵が姿を現すー!!無能だった少年が最強へと喰らいつく成り上がり冒険譚、ダンジョンのボスと大激戦を繰り広げる第3幕!!
「市場」とは何か。いかにして人類に役立ってきたか。理論と実践に大きな功績を遺した経済学者が書き下した最良の経済学入門。
ビジネスデータ分析に必要なExcelの技術。誤解なく伝わる資料作成ができる。効率的なデータ分析法がわかる。
どうしたら、多様な一人ひとりが生かされて、それぞれが幸せに働けるのだろう?組織には、管理統制をはかりながら事業運営をしていく側面と、互いの人間性を大切に活かし合いながら共に働くコミュニティ的な側面と、両面があります。いまや時代は、効率重視でお金・権限で人を動かすのは限界を迎え、個がつながり合い活かし合いながら課題と向き合い共に参画していく時代へと変化しています。本書では、採用難やハラスメント対応、メンタル不全対策など、複雑な課題と向き合っていかねばならない中小企業が、個が輝き、いきいきとエネルギーを感じるコミュニティ型組織の側面も活かしながら、どのような組織運営をできるのか、人事と組織開発の視点からまとめています。
「満洲国」統治に猛威をふるい、反満抗日運動・在満日系共産主義運動を弾圧した関東憲兵隊。フレーム・アップされた「合作社事件」の実態を解明。
接客の流れがイメージできる!主な市販薬と配合成分がひと目でわかる!添付文書の読み方が再確認できる!副作用・アレルギーのポイントを整理!代表的な漢方薬の構成生薬・効能も掲載!
いしど式そろばんなら、数字が大好きな子に育つ!世界で活躍する天才ゴルファー弥勒ちゃんを育てた父、須藤憲一さん推薦!数字は世界の共通語です。幼少期の言葉を覚える感覚と同じように数字を身につけられれば、将来、大きな力を発揮できます。
人類・総カメラマン、フォトグラファーの現代社会における写真の撮影・利用の諸問題を分析!誰でも簡便に撮影できSNSなどを使って写真を利活用できる時代において、加害者にも被害者にもなるリスクとどう向き合うのかの指針を示した実践的手引書!写真の撮影から保存、利用をめぐる法律問題をそれぞれの場面に類型化し、関係する判例を収集、分析した関係者待望の書!
東京の南北を貫通して、新橋と上野を結ぶ鉄道が計画されたが、すでに市街化していたため、踏切のない高架鉄道を建設することとなった。赤煉瓦のアーチ橋と鉄桁を組み合わせた最新式の高架橋は、ベルリンをモデルとし、ドイツ人技師の指導を受けながら完成した。そして、大正3年には赤煉瓦の東京駅が完成し、日本の玄関としての風貌を整えた。本書では、新しい都市鉄道を実現し、世界に誇る停車場を建設しようと考えた明治時代の鉄道技術者たちの志を、膨大な資料を基に浮き彫りにした。上巻では、高架鉄道と中央停車場の計画がどのように進められたかを振り返る。