何をしてもらえるのか?いくらかかるのか?2018年介護保険法改正、2019年10月介護報酬改定に対応!!
氏子の発案で、小烏神社で「虫聞きの会」を開くことに。鈴虫や蟋蟀の声を聞きながら皆でお月見を楽しんでいたが、医者の泰山が気になることを口にする。江戸で不眠に苦しむ患者が増えているというのだ。数日後、以前泰山に命を救われた元芸子が竜晴を訪れ、ある扇子を手に入れてから、毎晩同じ悪夢を見ると訴えるが。流行り病か、それとも怪異か。
旅籠屋の舟吉に用心棒をしてほしいと頼まれた浪人の九郎兵衛。商人殺しの下手人の疑いがある若い僧に狙われているというのだ。訝しがりながらも引き受けた九郎兵衛は舟吉の周辺を探っていく。すると大塩平八郎の乱や印旛沼干拓を巡る対立など、殺しと幕府との関係が露わになり…。一匹狼の剣豪が江戸の悪事を白日の下にさらす時代ミステリー。
江戸の人足寄場を束ねる呑海に持ちかけられた、伊豆大島・波浮の築港計画。それは従来のモノ・カネの流れを革命的に変えるものだった。計画阻止を狙って忍び寄る、深い闇。立身出世を夢見る下田の役人、狩野英一郎に下ったのは、築港のキーパーソン暗殺の命だった…。濁流のごとくうねる、正義、思惑。暗闘に次ぐ暗闘。結末やいかに!
目黒不動で居酒屋を営むお夏。化粧っ気はなく毒舌で、くそ婆ァと煙たがられているが、懐かしい味のする料理は評判だ。ある日、客の一人だった遊女が殺され、お夏は静かな怒りに駆られる。実は彼女には、妖艶な美女に変貌し、夜の街に情けの花を咲かすもう一つの顔があったー。孤独を抱えた人々とお夏との交流が胸に響く人情小説シリーズ第一弾。
「四間飛車」から「石田流&ゴキゲン中飛車」へとシフトした、久保振り飛車の歴史と真髄。自戦記30局+棋譜解説30局。
神田豊島町にある千坂道場は道場主・彦四郎の飾らぬ人柄と熱心な指導、女剣士だった妻・里美の子供たちへの稽古が評判で人気を博していた。折も折、稽古帰りの門弟が何者かに斬られる事件が続発、そのあおりで門弟が激減してしまう。悩める彦四郎が始めた執念の探索で炙り出された下手人、呆れるばかりの犯行理由とは?人気シリーズ、再始動!
しんのすけたち、カスカベ防衛隊の5人は、風間くんの誘いで全寮制の超エリート校「天カス学園」に1週間の体験入学をする。ところが、エリートになって学園入学を目ざしていた風間くんが、正体不明の「吸ケツ鬼」にお尻を噛まれて、おバカになってしまった!しかも、学園では同じような怪事件がたびたび起こっていて…。しんのすけたちは生徒会長と一緒に「カスカベ探偵倶楽部」を結成して、事件の真相を探りはじめる。はたして、謎の吸ケツ鬼の正体は?そして、風間くんはどうなってしまうのか!?小学中級から。
「お花という女がおりましてねえ」。渡世人として苛烈に生きてきた牛頭の五郎蔵。彼には人生に思い残したことがあるという。若い頃、一緒に料理屋を開く夢を抱き、献立を考えては笑い合った想い人。晩年を迎えた今、その女がどうしているかが気になると遠慮がちに語った。意を汲んで調べ始めたお夏。だが、その女はー。新シリーズ、感涙の第三弾。
幕末、名高い道場主の息子でありながら次男であるが故にその才を隠し生きてきた伊織。だが兄は行方知れずとなり、討幕派の門人を匿っているとの疑いを受けた父は、剣を取れない体にされてしまう。道場は閉鎖、さらに唯一の安らぎとして心を寄せる琴乃の父は、佐幕派の急先鋒を担う旗本で…。一心に腕を磨く剣士の愛と献身を描く傑作時代小説。
一度、出港したら長期間陸地には戻れず、逃げ出すこともできないマグロ船。病院もなく、遊興施設もなく、コンビニもない、陸上とは180度異なる船上の世界。そんなところで突然働くことになった会社員の私。きっかけは、ある日、上司から言い渡されたひと言だった。「お前はマグロ船に乗ってこい!」その命令を断ることができず、泣く泣く乗るハメになった私が、船上で目にし、耳にしたものとは一体…。