最高の音で楽しむために!
身近な漢字のルーツと謎を全解明!この一冊で、あなたも「漢字博士」になれる。
燃えるような赤い髪と意志の強さを持ったマギーは、アイルランドのクレア県に工房を構えるガラス工芸家。ひたすら情熱の赴くままに制作を続ける彼女の家を、ある日ダブリンに本拠を置く国際的な画廊のオーナーであるローガンが訪ねてくる。彼はマギーの作品の独占販売権を申し出た。強引なやり方に最初彼女は反発するが、ローガンの掲示した条件に心動かされ、これまで無縁だった華やかな世界に足を踏み入れてゆく…。個性の異なる姉妹の波瀾に満ちた生き方と愛憎を描いた三部作の幕開き!
燃えるような赤い髪と意志の強さを持ったマギーは、アイルランドのクレア県に工房を構えるガラス工芸家。ひたすら情熱の赴くままに制作を続ける彼女の家を、ある日ダブリンに本拠を置く国際的な画廊のオーナーであるローガンが訪ねてくる。彼はマギーの作品の独占販売権を申し出た。強引なやり方に最初彼女は反発するが、ローガンの提示した条件に心動かされ、これまで無縁だった華やかな世界に足を踏み入れてゆく…。個性の異なる姉妹の波瀾に満ちた生き方と愛憎を描いた三部作の幕開き。
この世のすべての笑いのみなもとである「笑いの貝がら」が、何者かにぬすまれてしまいました!世界じゅうから笑いが消えてしまうまえに、とりもどさなければ!アザミたちは、たいせつな使命を胸に、危険な旅に出るのでした…。ふだんは、人間の女の子、でも、もうひとつのすがたは、自然を守り、たいせつなものを守るフェアリー。大好評シリーズ第3弾!今回は「笑い」を守って大活躍。
敗戦。死と背中合わせの中国からの引揚げを経て、小学校五年生の豊三少年一家は親戚を頼りに、静岡に落ち着く。崩壊した秩序と価値観の中で、内地の生活は少年にとって何もかもが珍しく、新鮮に感じられた。青空のような未来が、豊三の前に広がっていく。終戦直後の青春をみずみずしく描く読売文学賞受賞作品。
フリーマーケットで買ったベストのポケットに、小さなハートマークの描かれた貝がらが、入れっぱなしだった。ベストの元の持ち主をさがすうち、気になる男の子に出会ったの…。恋の話がいっぱい。まんが入り。
家族みんなで楽しむ心とからだのための本私たちは何者なのかーー創造のプロセスをたどり、スピリットの本質を探る。生命の神秘を解き明かす宇宙の設計図「神聖幾何学」植物の葉や花びらの配列、貝殻の模様や形、雪や氷の結晶、鉱物の原子パターン、 元素の形など、宇宙に存在するすべての生命に共通する幾何学パターンである 「神聖幾何学」。その代表である「フラワー・オブ・ライフ」は、細胞分裂や、創世記に記された天地創造の過程とも酷似しているといわれます。ミクロからマクロまで貫く神の意図を知り、創造のプロセスを知ることは、私たちが神そのもの、またはその一部であることを再認識させ、意識の覚醒を促します。また、日々の生活の中で神聖幾何学を応用することで、運気や幸福感が高まる方法もお伝え。存在の根源に迫りつつ、住む世界、見える世界が光度アップする特集です。
「もうすぐ結婚五〇年の年を迎えようとしている夫婦がどんな日常生活を送っているかを書いてみたい」-。庭に咲く四季折々の花々、かわいい孫たちの成長、ご近所さんが届けてくれる季節の風物など、作者の身のまわりの何気ない日常を、まるで花を育てるように丹念に描く。「棚からものが落ちてきても、すぐには反応できない」「歩くスピードが明らかに落ちた」などという老いの兆候も、戸惑いながらも受け入れ、日常の一コマとして消化していく。事件らしい事件は何も起こらないが、些細な驚きの積み重ねで読み応えある文学作品にしてしまう、まさに庄野潤三の世界。
大坂の武家屋敷の仲間、のんびり屋の貝殻一平。ある人物と人相はもちろん、ホクロの位置までそっくりという奇縁が彼の人生を大きく変えた。その人物とは、新撰組につけ狙われる志士・沢井転。かくて、一平の身に思いもかけぬ白刃が襲いかかる。飛騨谷一万石を賭けた藩主の遺児探索騒動もからみ、物語はなおもスリリングに展開していく。吉川文学の特色であるあたたかい眼が行間に溢れる出色の時代長編。
時は幕末、世は日増しに物情騒然。幕府の秘密をさぐり出し京へ逃げ帰ろうとする公卿の娘、執拗に追う同心や旗本、娘をひそかに助ける謎の浪人。そんな騒ぎをよそに、好きな女との行く末ばかりで頭がいっぱいの若者がいた。本編の主人公・貝殻一平である。しかし時代の激しいうねりは、彼に呑気な生き方を許してはくれなかった…。全編にみなぎる巨匠の着想の妙と鮮やかな物語の魅力。