1977年、80年に発売されたLPのCD化。これで超絶のサウンド・シーズ〜日本の音・再発見〜が完結する。「鬼太鼓座II」の(2)ではガムラン楽器を使用しており「鬼太鼓座III」の(2)はオーケストラとの共演。いずれも大太鼓中心のサウンドとちがって幅の広さを見せる。「鬼太鼓座II」の(1)は必聴。
主演した映画の主題歌からシングル曲、童謡からポピュラー・スタンダード曲、さらに彼女のピアノ演奏、歌と朗読によるイメージ・ドラマ……吉永小百合ヒストリー・ボックスといった構成の6枚組。実に素直な歌声は童謡などを歌うとぴったりくる。60年代という時代の青春映画のスターだった彼女には、この時代のイメージと一体化している。サユリストの愛蔵盤になるんだろうなー。